こんにちは!ぺぬいです。
学級担任をしていると、
定期的に席替えをする必要があります。
基本は1ヶ月に1回程度でしょうか?
席替えは生徒にとっては一大イベント!
先生だけでなく、
生徒自身も決め方に悩むことは多いです。
決め方は色々とありますが、
年に一度くらいはレクリエーションも兼ねた
面白い席替えがしたいと私は考えています。
そこで今回は、
私が実際に行ってみて反響がよかった
「席替えビンゴ」について紹介します。
- 席替えのやり方がくじ引きくらいしか
思いつかない担任の先生 - クラスでレクリエーションを任されたけど、
何をしていいかわからない生徒
席替えビンゴとは?
ビンゴカードを使って、
ビンゴした生徒から席を自由に
選べるというものです。
ホームルームの授業で、
クラスごとで何でもやっていい時間があったので、
その時間を使ってビンゴをしました。
私は1年に1回ずつ、合計2回席替えをしたことがありますが、
以下のルールで行うとよいという結論に至りました。
席替えビンゴのルール
- 教室の席を4~5人のエリアに分ける
- 1列ビンゴしたら希望のエリアを選び、
2列ビンゴしたら特定の席を決められる - リーチになったら挙手
(多くの人がリーチになりだしたら省略) - 2列ビンゴしても1列ビンゴの人で
エリアが埋められたら入れない - 最後までビンゴしなかった人は担任が決める
あらかじめ黒板に教室の座席を書きます。
なお、マグネットシートがおさまる幅で座席を書きましょう。
ビンゴした人からマグネットシートを黒板に貼りに来ます。
マグネットシートについてはこちらの記事をどうぞ
生徒にルールを説明するときに実際に使ったスライドのデータを載せておくので、ご自由にどうぞ!
席替えビンゴの面白いところ
早くビンゴした=勝ち組 ではない
座る場所と同じくらい、
誰が近くなのかも気にしています。
自分が早くビンゴして席を決めることができても、
仲のいい友達がビンゴしなければ
近くの席になることはできません。
自分の席が決まったから後は関係ないや…。
とはいかないのが
このビンゴの面白いところです。
一番後ろの角の席を勝ち取っても、
周りに親しい友だちが来なくて
なんともいえない気持ちになる…、
なんてこともあります。
生徒同士の人間関係がわかる
特に中学、高校だと、担任は
1日中クラスの生徒を見ているわけではないので、
誰と誰が仲がいいのかを把握しづらいです。
席替えというきっかけを通して、
生徒の授業以外の何気ない一面を
知ることも貴重な機会です。
席替えビンゴを実際にやってみたら…
私は高校2年生の担任のときと、
高校3年生の担任のときにそれぞれ1回ずつ、
このやり方で席替えを行いました。
結果はというと、大盛り上がり!!
隣のクラスが教室にいないときに
行ったので良かったですが、
もしいたら確実に苦情が来ていたと思います笑
- 50分で57個の数字(最初にルール説明をしたので実質40分ほど)
- 34人クラスで1列ビンゴ32人
- 2列ビンゴ29人
- 3列ビンゴ10人以上
- 最多は8列ビンゴ
34人のクラスで29人が2列ビンゴしたので、
終わった頃にはほとんどの席はもう決められていました。
楽しむという面では多くの人が
ビンゴしてもいいですが、
あとで席決めがしにくくなります。
融通が利かなくなってしまうので、
数字は50個くらいで止めてもいいのかもしれません。
なにはともあれ、
1回やってみた方が感覚がわかります!
バスの席は遠足が近かったので
ついでに決めさせたのですが、
同時に行った結果、ワチャワチャしてしまいました。
ですので、席替えのときと同時に
決めるのはおすすめできません。
席替えと同時に何か他のことも決める場合は、
選ぶ順番だけを決めて、
実際に決めるのは後日にした方がいいです。
席替えビンゴのさらに盛り上がる追加ルール
最多ビンゴの人には景品
一番多くビンゴした人には景品をプレゼント!
となれば、席が確定してもなお、
ビンゴしまくっている生徒も
最後まで楽しむことができます。
景品はお菓子とか?
担任と一緒にビンゴしたら罰
生徒と一緒に担任の先生も
ビンゴカードを持って参加します。
先生と同じタイミングで
ビンゴした人は罰ゲームだよ!
一緒にビンゴした人は1列分遅延させるルールで行うと、
生徒は担任のビンゴの様子も伺わずにはいられません。
- 希望のエリアを選ぶのが、
1列ビンゴではなく2列ビンゴになる - 特定の席を決められるのが
2列ビンゴではなく3列ビンゴになる
まとめ
今回は私が実際に行った
席替えの方法の1つを紹介しました。
いつもこういうやり方をするわけにはいきませんが、
たまの息抜きにいかがでしょうか?
他にもっと楽しい席替えの方法や、
盛り上がる追加ルールがあれば、
ぜひコメントで教えていただきたいです。
席替えのとき以外でもレクリエーションを
取り入れたい場合は、
こちらの記事を参考にして下さい。