転職に伴い、東京に進出することになりました。
新たな環境での一人暮らしを始めるため、現在の住まいから約34㎡の1LDKの部屋から、約21㎡の6畳1Kの部屋へ引っ越すことになりました。
これまでの住まいでは広々とした空間に慣れ親しんでいましたが、新しい住まいでは限られたスペースで生活することになります。
荷物の量を減らし、必要なものだけを厳選することが求められます。
そこで、引っ越しを機に断捨離を始めることにしました。
新しい生活に必要なものを見極め、心身ともに軽やかなスタートを切りたいと考えています。
今回はそんな私が引っ越しを機に捨てたものを紹介します。
引越しは断捨離のチャンス
引越しは家にあるものを減らす絶好のチャンスです。
物を減らせば引越し費用を抑えることができますし、限られた部屋のスペースを有効活用することが出来ます。
今回は特に「大きな物」に目を向けて、今まで当たり前のように家にあったけど本当に必要なのかをよく考えました。
捨てたもの
車
東京への引っ越しを機に、まず手放さなければならないものとして思い浮かんだのは車でした。
実際には捨てるのではなく、売却することになりましたが、それでも私にとっては大きな決断でした。
理由はもちろん、東京での生活では車を所有する必要性が低いと感じたからです。
公共交通機関が充実しており、目的地への移動には電車やバスが十分に利用できます。
また、駐車場の確保や維持費用など、車を所有することには様々な負担がかかることも考慮しました。
売却にあたっては、2月末の決算月であったことが幸運でした。
需要が高まり、市場での車の価値が上がっていたため、なかなかの高値で売却することができました。
これにより、思わぬ収入を得ることができた上に、将来の維持費用を省くこともできます。
タンス
衣服を大量に処分したため、その結果として必要な収納スペースも減らすことができたので、タンスを手放しました。
細かく分解して、粗大ごみの日に捨てました。
ベッド
シングルベッドを手放すことにしました。
シングルサイズのベッドは横幅が狭く、使っているうちに布団がベッドからずり落ちてしまい、快適に眠ることができませんでした。
実際、ベッドを使用するよりも、ベッドの上に敷いた布団の上で寝る方が自分には合っていることに気づきました。
ベッドの上では身体が縛られる感じがあり、動きづらさを感じていましたが、床に敷いた布団の上で寝ると自由な姿勢で寝ることができました。
そのため、ベッドは実質的には布団を置くための棚と化していたのです。
さらに、次に住む部屋は現在の部屋よりも狭くなります。
ベッドがあるとスペースを圧迫してしまうため、なくすことでよりスペースを有効活用できると考えました。
狭い部屋では、限られたスペースを有効に使うことが重要であり、ベッドの存在はその目的に反していたのです。
引っ越し前に車を売却してしまったため、ベッドを自力で処分することが難しかったので、お金を払って業者に頼むことにしました。
本棚
引っ越しを控えていた私は、以前から家にある本を整理し、捨てたり売ったりする作業を進めていました。
そのため、引っ越しの時点ではほとんど本は残っていませんでしたが、それでも本棚はまだ存在していました。
本当は本を置くための棚であるはずなのに、実際には小物を置く場所として利用されていました。
私にとっては機能的な収納スペースではありましたが、本棚がなければそのスペースを他の目的に活用することができるし、よりシンプルな生活を送ることができるのではないかと思っていたのです。
そこで、引っ越しをしてしまう前に勇気を持ち、本棚を手放すことにしました。
新たな生活スタイルを模索し、自分にとって必要なものに絞って生活していく覚悟を決めたのです。
本棚を捨てる作業は、細かく分解してから粗大ごみの日に捨てることにしました。
少しずつ分解していく手間はありましたが、それによって本棚の存在感が薄れ、部屋全体がスッキリとした印象になりました。
捨てなかったもの
大きいものをすべて捨てたわけではありません。
今の賃貸からそのまま持っていったものもあります。
ドラム式乾燥機付き洗濯機
引っ越しを機に様々な物を捨てる中で、私が手放さなかった大切な一つがドラム式乾燥機付き洗濯機です。
この洗濯機は私の生活において欠かせない存在となっています。
なぜなら、洗濯物を干す時間や手間を省くことができ、効率的に洗濯を済ませることができるからです。
洗濯機を置くスペースの確保は私が新たな賃貸物件を探す際の最重要条件となりました。
ドラム式の洗濯機は一般的にはかなりのスペースを占有しますが、私はこの便利さを手放したくありません。
そのため引っ越し先の物件を選ぶ際には、今の洗濯機を置くことができるスペースが必須条件となりました。
食洗機
私は現在一人暮らしですが、家にはファミリーサイズの食洗機があります。
現在の住まいにはカウンターキッチンがあり、そこには十分なスペースがあります。
この大型の食洗機はフライパンや水筒などの大きなアイテムも楽々収納できるため、自炊をする場合でもスポンジでの手洗いが必要ありませんでした。
これは本当に便利です。自炊のハードルが一気に下がる神アイテムです。
しかし新しい部屋を見ると、置く場所がないことは明らかでした。
部屋のスペース的にファミリーサイズの食洗機を置くのは無謀…、というか普通は諦めて手放すことを選ぶと思います。
それでも私は食洗機がない生活は考えられなかったため、どうにかして設置することを決意しました。
ただし、具体的な配置や組み合わせについてはまだ詳細を決めていないため、後日別の記事で改めてまとめる予定です。
テレビ
テレビも捨てることを検討しました。
最近ではスマートフォンやパソコンを使ってテレビ番組を視聴することも可能ですから、テレビ自体が必須ではないと思いました。
テレビがなくても困らないと感じましたが、結局持っていくことに。
正直に言えば、「捨てる勇気がなかった」というのが本音です。
2024年9月追記
引っ越してから1年経って、やっぱり全然使わないことがわかったので手放しました。
テレビ、ブルーレイレコーダー、テレビ台がなくなったことにより、一気に部屋が広くなった感じがします。
観たいテレビ番組やアニメがあればAmazonプライムビデオやTVerで観れるので、本当にテレビの必要性は少ないですね。
それでも引越しはお金がかかる
今回は私の引越しの経験をお伝えしてきました。
たくさんの物を手放したとはいえ、引越し代や家具や家電の買い替えなど、さまざまな出費があります。
最初は「捨てることで費用を抑えられるかもしれない」と考えていましたが、実際にはそう単純ではありませんでした。
断捨離を進めることで、不必要なモノを手放し、スッキリとした生活環境を作り出すことができました。
しかし、それだけでは引っ越しの経済的な負担を完全に軽減することはできませんでした。引っ越しには様々なコストが伴うのです。
ですから引っ越しを検討している方には、捨てることでスッキリとした暮らしを手に入れることは大切ですが、同時に費用面もしっかりと考慮することをおすすめします。
引越しに伴う費用は予想以上にかかる場合もありますので、事前に予算を立て、しっかりと計画を立てることが重要です。
断捨離を通じて自分の生活を整理することは素晴らしい経験ですが、それと同時に引っ越しにはお金がかかることも頭に入れておきましょう。
節約や費用削減の工夫をしながらも、快適でスッキリとした新生活を送るための適切な予算を考えることが大切です。
引っ越しにおける経済的な負担を見落とさずに、新しいスタートを切りましょう。
断捨離以外にも行ったことはこちらの記事で。