欠課時数を授業の単位から的確に数える方法【欠席が多くて進級できるか不安な人向け】

こんにちは。ぺぬいです。

学校を休みがちな生徒さんで、

生徒

学校を休み過ぎてるから単位がやばそう…。

生徒

あとどれくらい休むと進級できなくなってしまうんだろう…、心配…。

そう思っている人は大勢います。

今回は進級ができるか心配する高校生に
向けた記事となっていますが、
記事の最後には担任の先生向けの
欠課時数集計テクニックをお伝えするので、
最後まで見ていってください。

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目次

授業を何回休んでいいかは学校によって違う

授業を休むことを
「欠課時数が増える」といいます。

「欠課時数」とは学校を休んだ日のことではなく、
それぞれの授業を何回休んだ回数のことをさします。

つまり、
科目ごとにそれぞれの欠課時数がある
ということです。

欠課時数を理解した上で
授業を何回まで休んでもいいのかという疑問ですが、
結論はずばり

高校によって違う

です。

生徒

そ、そんなんでいいのか?

と思うかもしれませんが、実は法律ではっきりとは決められていないからなんです。

ですが、どの学校もある程度同じような基準があります。それが下記。

授業の単位数×11

生徒

た、単位?なんで11?

色々と疑問が浮かび上がっていると思うので、順に説明していきます。

出席すべき日数の「3分の1以上」休んだらアウト

先程の「授業の単位数×11」ルールの前に、

出席すべき日数の「3分の1以上」休んだらアウト

というルールが、大抵の学校で設定されています。

ちなみに「出席すべき日数」とは通常の授業がある日だけでなく、体育祭や文化祭、始業式や終業式などの学校行事も含みます。

とにかく、学校に行かなければならない日は全部「出席すべき日」になります。

単位数=1週間に授業が何回あるか

たとえばこんな時間割があるとします。

時間割

小学校の時間割ですが、お許しください。

この時間割を見ると、国語、算数は週に5回ありますね。

このとき、国語と算数はそれぞれ「5単位の授業」である、といいます。

逆に家庭科、図工の授業は週に1回しかありません。

このときはこれらは「1単位の授業」と言われます。

1年間で夏休みや春休みなどの長期休みを除くと、授業はだいたい35週あるので、家庭科と図工はだいたい35回(時間)あるわけです。

1日も学校を休まなかった生徒は、35回授業に参加するでしょう。

この「35」という数字が出席すべき日数というわけです。

単位数ごとの休んでいい回数の計算

いよいよ本題です。

ここで先程述べた

出席すべき日数の「3分の1以上」休んだらアウト

というルールを適用すると

35÷3=11.666…

「3分の1以上休んだらアウト」なので、11.666…回以上、つまり12回休んだ時点でアウトになります。

これが単位数×11がラインである理由です。

音楽と体育の授業はそれぞれ週に2回あるので、2単位の授業です。

これらは1年間に2単位×35週=70回の授業があるので、

70÷3=23.3333…

つまり、23回がラインとなります。

ただ、この辺も学校によって基準が違うことがあるのでなんとも言えません。

通っている学校の先生に確認すべきです。

私の勤務していた学校は、2単位以上の授業は「3分の1以上休んだらダメ」という計算はせずに、すべて「単位数×11」をラインにしていました。

つまり、

  • 1単位の科目…11時間
  • 2単位の科目…22時間
  • 3単位の科目…33時間
  • 4単位の科目…44時間
  • 5単位の科目…55時間

がそれぞれの休んでもいいギリギリラインというわけです。

こっちの方がわかりやすいかもしれませんね。

この時間数まで休むと、「あと1回でも休んだら留年確定」となり、これらの時間を超えて休んでしまう(1単位の場合は12時間)と留年になります。

5単位の授業は55時間まで休めるので、気が楽ですね。

授業のない日の扱いは?

私の勤務していた学校は、授業の欠課時数は数えましたが、行事などで授業がない日はいくら休んでも問題ありませんでした。

もちろん皆勤賞を狙っている生徒は来ないといけませんが、狙っていない生徒には関係ありません。

そういう生徒は授業のある日は頑張って来て、授業のない日(行事や式典など)はすべて休んでいました。

そりゃあいい目では見られませんが、進級、卒業に関しては何も問題ありません。

むしろ賢い考えなのかもしれません。

出席停止で休んだら欠課はどうなる?

結論としては、配慮はされません。

授業はどんな理由があったとしても、

教室にいない

それだけで欠課時数は増えます。

だからある程度は余裕をもっておかないといけません。

  • 体調が悪くて保健室で休んだ
  • コロナ
  • インフルエンザ
  • 忌引
  • 大学入試

これらの理由は配慮されません。

すべて欠課になります。

ですので1学期、2学期に休みすぎると、3学期のどうしても休まないといけないときに貯金がなく、留年するしかなくなる、なんてこともありえます。

単位数が少ない科目は気をつけろ

特に注意が必要なのは、1週間に1回しか授業がないような少ない単位数の科目です。

時間割

上の例でいくと、家庭科と図工のような1単位の科目ですね。

1単位の授業は1年間で11時間しか休むことができません。

これってよく休み人にとってはすごく少なく感じますよね?

火曜日と水曜日に休みが多い生徒は、家庭科と図工の欠課時数がどんどんたまり、年度の後半に苦しむことになります。

火曜日と水曜日に休むことは、のちに大きな借金になるかもしれないということです。

苦しむだけならまだいいですが、気づいたら単位が切れた…、なんてことも起こりえます。

私の経験上、「単位数の少ない科目」が原因で進級や卒業ができず、学校を辞めてしまったり転学をしたりする生徒が多かったです。

ですので、学校をよく休む人たちは時間割をきちんと確認して、単位数が少ない科目がある日はなるべく休まないようにする必要があるでしょう。

せっかくがんばって学校に通い、ほとんどの科目は問題がないのに、たった1科目だけが欠課時数オーバーしてしまったために進級ができない、なんてこともありますからね。

辞める生徒のほとんどは「欠課時数が切れた」から

辞める生徒のほとんどは「欠課時数が切れた」から

私の経験上、成績が悪くて進級ができなかった生徒はほとんどいません。

逆に、欠課時数が切れてしまって進級できなくなった生徒は大勢いました。

成績が悪くて評定1をとった生徒は再考査を受験して合格すれば進級できます。

万が一再考査に受からなくても、もう一度受験資格をもらって挽回し、なんとか進級させてもらうことができます(学校によるかもしれない)。

しかし、欠課時数に関してはあとからどれだけ頑張ったとしても、過去に休んだ分を減らすことはできません。

過去に戻ることはできませんもんね。

遅刻と早退の扱いは?

遅刻と早退の扱いは?

授業に途中から「遅刻」して参加した場合は…

授業の途中で「早退」して帰った場合は…

それぞれ授業に出たことになるのか、それとも休んだ(欠課としてカウントされる)ことになるのかの細かいルールは、学校ごとで異なります。

20分以上教室にいなかったらダメ

とか、

授業時間の半分教室にいなかったらダメとか。

ですのでこれも学校の先生に確認すべきです。

進学校はゆるい方?

普通科の進学校は多少休んだとしても大きな悪影響は少ないと感じます。

逆に工業科、商業科、家政科のような専門学科は就職や指定校推薦に関わるので、生徒自身もうかつに休んではいけないと認識しているし、学校側も休ませないような工夫は普通科よりもしています。

さらに「授業の単位数×11」とか「3分の1以上休んだらダメ」ではなく、独自の基準を設けている学校もあります。

私の友人は看護科がある高校に勤務しているのですが、そこでは単位数に関わらず学校を3日休んだだけで親を呼び出して面談、なんてことをしているみたいです。

そんなこともあり生徒はよっぽどのことがない限り休まず、親が来ることはほとんどないみたいですが…。

普通科の進学校でそんなことをやったら教員は毎日面談です(泣)

やはり大学受験が前提の普通科は、

休みまくっても学力試験で合格できればいい

という考えがあるのだと感じます。

まとめ【困ったら先生を頼るべし】

自分がどれだけ授業を休んでしまい、あと何回休むとアウトになるのかは、生徒側としてはなかなか把握しづらいですよね。

自分が休んだ数を記録し、欠課時数を数えることは可能ですが、休む日が増えてくると科目ごとに何回休んだかまでを把握すること難しいです。

困ったら学級担任の先生に聞きましょう。

本当に危ないラインまで来たら先生の方から教えてくれるはずですが、もし心配なら早めに聞けば良いです。

教員の立場から言わせてもらうと仕事が1つ増えるので手間にはなりますが、単位が切れて留年になり、その後の事務手続きがわずらわしくなるよりはましです。

でもその場合、学級担任の先生は一つ一つ全科目のこれまで行った授業の合計数と、その中であなたがどれだけ休んだかを数えなければならないので、とても時間がかかります。

学級担任の先生で、集計が大変だと感じている方は、こちらの記事を参考にしてください。

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あとは学級担任ではなく、
心配な教科の教科担任に一人一人に自分で聞きに行く、
というのもいいかもしれません。

教科担任の先生で集計が大変だと感じている方は、
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いずれにせよ、
手遅れになる前に先生に聞きましょう
ということです。

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