クラスの生徒が休みがちに…!欠課時数の効率的な数え方。(教科担任編)

教科担任として、クラスごとの授業の回数を記録し、生徒一人一人が何日休んでいるのかを教務手帳に記録しておくことは大切な仕事です。

効率の悪い記録の仕方をしてしまうと、数え間違いを起こしたり、時間がかかってしまったりなどの不利益が起きます。

今回は教員を5年間続けた私が発見した効率のいい教務手帳の使い方を紹介します。

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目次

教務手帳とは

教科担任の仕事の1つとして、生徒1人1人の欠課時数(何回授業を休んだか)を数える必要があります。

休みがちな生徒がいる場合、定期的に欠課時数を確認し、規定のラインを超えたら担任や生徒本人に伝えなくてはいけません。

毎日の欠課時数のチェックとして用いられるのが学校から配布される「教務手帳」ですが、使い方は様々あります。

教務手帳

今回は生徒ごとの欠課時数が一目でわかるような教務手帳の使い方を紹介します。

ダメな使い方

まずダメな方から紹介します。それは、日付ごとにまとめるやり方です。

教務手帳

これだと…

Aさんの学級担任

Aさんって国語の授業、今何回休んでる?

Aさんの教科担任

えっと、そうですね、1,2,3,4,…、8回ですかね!

Aさんの学級担任

あれ、こっちで数えたら9回だったけど、ほんとに8回?

Aさんの教科担任

1,2,3,4,…、あ、すみません数え間違えてました!9回です!

みたいな不毛なやり取りが発生します。

シンプルに数えにくいです。

私も1年目のときはこのやり方しか知らなかったので行っていましたが、数えにくかったのをよく覚えています。

おすすめの使い方

おすすめの方法、それは蓄積型で記入するです!強くおすすめします。

教務手帳

休んだ日を生徒ごとに、小さなマスの中に記入するのです。

授業を行った日付は下の空いている箇所に5行ごとに記入していきます。

2年目のときにある先生にこのやり方を教えてもらって感動!したことを覚えています。

メリットその1 誰が何回休んだか、一目でわかる

生徒ごとで休んだ回数を書き足していくので、パッと見ただけでも多いか少ないかがわかります。

また、単位数ごとに何回休んだら担任に報告しなければいけないのかは変わってきます。

教務手帳の大事なラインのところには線を引いておいて、超えたらすぐに学級担任に連絡しましょう。

担任から数えてくれと言われて数えてみたら、一定のラインを超えてました!

そんなことは二度と起こり得なくなります。

メリットその2 違う生徒のところに書いてしまう、などのミスが起こりにくい

日付ごとでまとめている先生がよくミスしてました。

出席番号を1段見間違えて、皆勤の生徒に欠課が入っていたことがありました。

記入するときに必ず今までの欠課の回数と日にちが目に入るので、出席番号が前後での記入ミスは起きません。

私自身もこのやり方を4年間続けてきましたが、一度もミスはしていません。

まとめ

以上、教務手帳の効率的な使い方でした。

これからこのような仕事もタブレットやパソコンの中で管理していくことになるかもしれませんが、まだ教務手帳で管理している人はぜひ参考にしてください。

学級担任の効率的テクニックが知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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