こんにちは!ぺぬいです。
教師になることを夢見て、
実際に教職に就いた若手教師たち。
しかし、教員としての日々は
予想以上に大変で、
多くの悩みに直面することも
少なくありません。
日々あなたを襲いかかる悩みに対して
適切な対処法を知らないと、
どんどんと気持ちが落ち込んでいき、
もしかしたら教師として働くことが
できなくなってしまうかもしれません。
この記事では若手教師が
よく抱える悩みの5つと、
それぞれの対処法をご紹介します。
どの悩みも共感できるものばかりですので、
ぜひ参考にしてください。
授業準備の自信が持てない
準備にはどのくらい時間を
かけたらいいのか…。
明確に「1時間準備すればOK!」
というのはないので、
自分の判断に委ねられます。
自由があるので
創意工夫の余地はありますが、
裏を返せば
「終わりがない作業」
とも言えます。
「どこまでやれば完璧な
授業ができるんだろう?」
「上手くいかなかったのは
準備がまだ足りなかったから?」
悩みはつきません。
対処法
・先輩教師や同僚と積極的に
意見交換を行い、アドバイスを求める
・教育関連書籍や研修で自己研鑽を行う
・反省点や改善点をメモし、
次の授業で改善していく
・1回の授業にかける時間を記録し、
少しずつ短くしていく
・すべての授業に100%を求めない
いちばん大切なのは、
どれだけ授業の質の落とさずに、
準備の時間を減らせるかです。
時間を投下すれば準備の時間が増えるので
いい授業ができるようになる
これは至極当然のことです。
ですが、1日に4~5時間も授業があるのに
1回の授業に2時間も3時間も
準備することはできないですよね?
そこで、1回の授業にどれだけの時間を
使っているのか、毎回記録しましょう。
30分の授業で準備に臨んで
上手くいかなかったら、次は40分で。
それでもだめなら50分、60分と
増やしてみるのです。
必ずどこかで「大体上手くできたな」
というタイミングが来るはずです。
このように80%の完成度の
授業を作れれば十分です。
80%の完成度の授業準備を
60分かけて作れたのなら、
次からはそれを基準にして
時間を使って下さい。
扱う単元でばらつきはあるでしょうが、
「60分」という基準があることで
自分の時間の使い方を相対的に
見ることができるようになりますよ。
生徒とのコミュニケーションがうまくいかない
生徒も人間です。
しかもまだまだ心身が成熟していないので、
時には衝突することもあるでしょう。
コミュニケーションが上手くいかないと
授業も学級経営も
正常に機能しなくなってしまいます。
対処法
・生徒一人ひとりの名前や特徴を
覚える努力をする
・話しかけるタイミングを見計らい、
無理に会話を強要しない
・趣味や関心事を共有することで、
距離を縮める
学級運営に苦戦している
担任をしている場合、
あなたはそのクラスのリーダー役。
学級目標を作り、問題があったときは
解決に向けて動かないといけません。
問題を放置していると生徒からの不満が
溜まり、学級崩壊につながる可能性もあります。
対処法
・クラスルールを明確にし、
生徒と一緒にルール作りを行う
・問題行動があった場合は
早めに対処し、根本的な解決を目指す
・先輩教師からのアドバイスや
教育学の理論を参考にする
保護者との関係づくりに困っている
いくら子どもとの関係が良好でも、
保護者の協力無しに学校を
運営していくことはできません。
残酷ですが、保護者のやりとりに疲れて
教師を退職したり、療養休暇に
入ってしまう人も少なくないのです。
対処法
・定期的なコミュニケーションを
心がける(学級通信など)
・難しい話題になった場合も
落ち着いて対話する
・1人で抱え込まない
・生徒の成長や進歩を
正確に伝えることで、信頼関係を築く
多忙さによるストレス
教師の永遠の課題かもしれません。
ストレスはどの仕事をしていても
必ずあると思いますが、
それが仕事を続けられないほどのものなら
改善しないといけません。
せっかく憧れの教師になることができたのに、
大量の雑務や周りとの人間関係に心が疲れ、
現場を去っていく…。
そんな人を5年間働いた中で
何人も見てきました。
教員を続けていたらもっとそういう人を
見ることになっただろうし、
なんなら私もその中の1人に
なってしまいました。
この記事を読んでいるあなたには
私のようになってほしくありません。
対処法
・時間管理を工夫し、
仕事とプライベートのバランスを保つ
・自己ケアを忘れず、息抜き時間を設ける
・信頼できる人に相談する
まとめ
教師として教壇に立つことは
多くのやりがいや喜びをもたらす一方で、
様々な悩みも発生します。
それらの悩みは教師としての
成長過程の一部であり、
あなたが一人で
抱え込まないことが重要です!
自分自身を過度に追い込まず、
悩みを共有し、
アドバイスを求めることで、
より良い教師になるための
一歩を踏み出しましょう!
それでは!