こんにちは!ぺぬいです。
この記事を読んでいるということは、
- 教員の仕事に疑問がある
- 他の仕事に興味がある
- 転職したいけど、一歩踏み出せない
そんな方が多いかと思います。
今回は個人の目線に立った時に、
なぜ教師は転職をすべきなのか?
という話をしていきます。
私が思う、
教師が転職をすべき理由は 3 つあります。
順に説明していきますね。
それではいきましょう!
- 教員の仕事に疑問がある人
- 他の仕事に興味がある人
- 転職したいけど、一歩踏み出せない人
自分の仕事に納得感が生まれない
まず、1 つ目は
自分の仕事に納得感が生まれないから
です。
以前、私の公式LINEで
こんな相談を受けました。
教員になることを目指して地方の大学の教育学部に入学し、教員採用試験に合格して教員になることができました。
今年で教員4年目になります。転勤もまだしていません。
教師の仕事の全容もわかり、慣れてきたのでそろそろ環境を変えた方がいいのかなと思ってモヤモヤしています。
でも特段今の仕事に大きな不満があるわけではありません。
どうしたらいいでしょうか?
判断できずに困っているそうですが、
まあね、そりゃそうです。
1 つの学校しか経験がないわけですから、
何が自分に合ってるか
判断するなんて難しいですよね。
残酷なことをいうと、
これに関してはどんなに人から
話を聞いてもわからないんです。
私も教員を退職し、
外の環境に身を置いた結果、
初めて教員の仕事の
良し悪しがわかったんです。
教師の仕事が自分に向いているのか
向いていないのかは、
外に出てみないと絶対にわかりません。
あなたが「教員は天職だ!」と
今は思っていたとしても、
もっと向いている職業が
実はあるかもしれません。
日本にいたら日本のよさはわからない。
海外に行ったら日本の良さに
気がついたってよく聞きますよね?
それと同じです。
同じ仕事をずっと続けるというのは、
そういうチャンスに気がつくことなく
一生を終えることと同じなのです。
今の自分の仕事に疑問が
生まれてしまうと、
仕事に没頭することができません。
没頭できなければ、
充実感も生まれない。
やりがいをもって働くためにも
一度は転職して、
他の価値観や文化に
触れてみることはすごく大切です。
外から見た市場価値がわからない
長く教員を続けていると
こんな考えが浮かびませんか?
「自分のスキル・経験は
外の世界でも通用するのか?」
「自分はただ”学校のおかげ”で
仕事ができているだけではないのか?」
という疑問です。
多くの教員は、自分が他者・職場から
どのように評価されるのかを知りません。
自分が外の世界に出たときに
どのくらいの報酬が得られるのか、
どう判断されるのかわかりますか?
例えば転職活動をすると、複数社から
自分のキャリア・経験・人柄について
フィードバックをもらうことになります。
それによって
「自分は市場からこういう風にみられるんだな」
という客観的な視点を得ることができます。
客観的な自分の価値を
得ることができれば、
「もっとこういうスタンスで仕事をしよう!」
とか、
教員の仕事だけに依存しない形で
自分の市場価値を高めることができます。
1回も転職したことがないと、そういうことに
気づかないままでいる人に
なってしまうということです。
スキルの幅が広がらないこと
教員だけしかやっていないと、
どうしても身につけられる
スキルに限界があります。
「ずっと教師をやっているなら関係ないでしょ」
と思うかもしれませんが、
外の世界で学んだことが実は
教師の仕事を効率化させるために役立つ、
なんてこともあります。
例えば私の場合だと、
教員の時には使わなかった
パソコンの時短テクニックや、
漫然となんとなく行っていた
会議の正しい進め方を知りました。
本来は初任者研修で
教えてもらってもいいことを、
社会人6年目になって初めて知ったのです。
これは自分でも驚きでした。
今の仕事に対する考え方で
学校現場に戻ったら、
もっと効率的に仕事が
できる自信があります。
教員しかやっていないと、
教員の実務で使えるスキル・経験しか
身につきませんよね。
それによって
できることも限られてくるし、
自分自身の視野が
どんどん狭くなっていくんです。
ですので転職したり副業したりすることで、
自分のスキルの幅を
広げていったほうが絶対にいいです。
一歩踏み出せない人へ
ここまで、教師を続けている人が
どうして転職をした方がいいのか、
その理由を紹介していきました。
教師になってすぐの人も、
長く働いてきた人も、
毎日のお仕事お疲れ様です。
モヤモヤを抱えたまま
仕事を続けてきた人。
今日までずっと頑張ってきたのに、
まだ「このままでいいのかな?」
と思っていたとしたら、
決断のときなのかもしれません。
「自分なんかが外の世界で通用するのかな?」
と思った人。
安心して下さい。
あなたが逃げずに
今日まで仕事を続けてきた経験は、
他の職場でも必ず評価されます。
今、違和感を感じているのであれば、
絶対にいつかは転職した方がいい
ということです。
あなたが粘り強く頑張ってきたのなら、
堂々と次の挑戦ができるはずです。
今がその時なのか、
どんな人生を望むのか、
どうか自分の心に嘘だけは
つかないようにしてください。
次はどのくらい働いたかに関わらず、
転職したいけど何をしたら
いいかわからない人へ。
まずは、今あなたが立っている位置から
動くことを考えてみてはいかがでしょうか?
断言しますが、
今あなたがやっている仕事以外にも
あなたがやりがいを感じられる
仕事は必ずあります。
教師の仕事でやりがいに感じたこと、
楽しさを感じたことがあるんだったら、
他の仕事でも必ず同じか、
それ以上の体験ができます。
今はまだ知らないだけ。
知らないから怖いだけ。
厳しいことを言いますが、
ちょっと臆病になりすぎです。
絶対に成功すると
確信できるような選択肢なんて、
永遠に出てきません。
成功するか失敗するかなんて
自分ではコントロールできないので、
考えるだけ無駄なんです。
一歩踏み出せずに悩んでいる人が
まず最初にやるべきことは、
今いる場所、今立っている場所から
動き出すことなんです。
これは言い換えると、
価値観をアップデートするということです。
とにかく、
今立っている位置では見えない世界がある
ことを知ってほしいです。
自分がやったことないことを
経験することでしか、
新しい世界は見えません。
あなたが動き出さない限り、
いつ周りを見渡しても360°八方塞がりです。
でも、少しでも新しいことにチャレンジして、
今いる場所から移動すれば、
また新しい景色が見えます。
だから、
「自分は何がやりたいんだろう?」
「何をやったら失敗しないんだろう?」
という考え方から、
「まずはとにかく自分の
価値観をアップデートしてみる」
という考え方に変えてみるのは
いかがでしょうか?
転職先の会社・仕事が、
もしかしたら合わないかもしれません。
ただ少なくとも、
違う世界を見ることはできますよね。
前職の教師の仕事の素晴らしさに
気づけるかもしれません。
逆に「ひどい職場だった」と
気づくかもしれません。
その気付きこそが、
人生の視野を広げるんです。
視野を広げるってことは、
希望が増えるってことです。
見えてなかった世界が
見えるようになって、
次の目標がわかることは、
人生に活力を与えます。
「やりたいことがわからないから」
と言って何も行動せずに、
人生の大切な時間を
浪費するのは止めましょう。
悩みがある、もやもやしているということは、
自分の人生の時間を
もっと面白くするチャンスを持っている
ということです。
そのチャンスを
どうか捨てないで下さい。
今回は以上です!