こんにちは!ぺぬいです。
普段よりも時間がある大掃除。
学期に一度の大イベントである大掃除は、
学校内の美しさと清潔さを保つために
行われる重要な行事です。
しかし
「時間があればきれいになる」
というわけではありません。
適切な場所に、適切な人員を
配置する必要があります。
ちゃんと予定を立てておかないと、
掃除しきれない箇所が残ってしまったり、
生徒が集中して取り組めなかったりします。
今回は高校で行われる大掃除の中でも、
具体的なタスクに焦点を当ててご紹介します。
- 大掃除で生徒に何をさせるのか、
具体的に思いつかない担任の先生 - それぞれの掃除にどれくらいの人員を
配置したらいいかわからない担任の先生
大掃除は「1人1役」が好ましい
高校生とはいえ、掃除の割り振りは「
1人1役」をおすすめします。
人数がいると、
どうしてもサボってしまう事があるからです。
1人1役を任せることで、
責任感が生まれて
掃除に集中しやすくなります。
1つの仕事に複数人を
配置することもあると思いますが、
そのときは
人数が多すぎてやることがなくなる…。
なんてことがないようにしましょう。
たとえば「黒板をきれいにする」
という仕事に10人も配置したら
絶対に人が余りますよね。
やることがなくなると
サボってしまうことがあります。
教室や廊下の床の掃き掃除(~6人)
床の掃き掃除は毎日やっても
すぐにほこりが溜まってしまいます。
学校は人の移動が激しいので
仕方のないことです。
掃き掃除は毎日やっていることですが、
大掃除ではいつもより
時間をかけて掃除しましょう。
掃いてもとれないような汚れは
メラミンスポンジを使ってこすると
とれる事が多いです。
教室に4人、廊下に2人は欲しいところです。
4人で担当するエリアを分担して、
掃除し忘れのところがないようにする。
「掃除機を使ったのかな?」
ぐらいのクオリティを目指す。
水拭き(1~2人)
教室にある教卓や生徒の机、
少し高いところのホコリが
たまっていそうなところの水拭きをします。
教室に残っているホコリを少しでも減らす!
というコンセプトで
掃除をしてもらいましょう。
・机と教卓
・窓のサッシ(上にもホコリは溜まっている)
・黒板下の台
・本棚の上と中(中身は出す)
・ゴミ箱、掃除ロッカーの中
・廊下のロッカーの上
他の係と分担して行う。
トイレ大掃除(男女3人ずつ)
清潔なトイレ環境を整えるために、
トイレ掃除が行われます。
トイレの床や便器、手洗い場など、
すみずみまで丁寧に清掃します。
大掃除とはいえ、
人数をたくさん配置しても結局
トイレが狭くて自由に動けなくなるので、
いつもの人数で掃除させるのがおすすめです。
私は男女それぞれ
3人ずつ配置していました。
このときにただ「トイレ掃除3人」
と指示するのではなく、
さらに細分化をします。
- 便器をきれいにする係
- 流し台をきれいにして、
消耗品を補充する係 - 床をきれいにする係
などというように、
具体的に仕事を割り振ることで
掃除し忘れを防ぎます。
また、責任が生まれるので、
より集中して掃除をしやすくなります。
窓の掃除(4人)
普段は時間がなくて届かない
高いところやサッシの部分など、
案外ホコリが溜まっているものです。
明るく清潔な教室を作るためには
窓の掃除も欠かせません。
窓ガラスや窓枠をきれいに拭き上げることで、
自然光が差し込み、教室に明るい雰囲気を
作り出すことができます。
窓の掃除は少し手間がかかるかもしれませんが、
ぜひともやっておきたいものです。
水拭きだけだとどうしても拭いた跡が
残ってしまうので、窓拭き用のグッズを
使うことをおすすめします。
- ガラスマジックリンを
使ってきれいにしましょう。 - しっかり水気をとりましょう。
- 一見きれいになったと思っても、
違う角度から見たら汚れていることがよくある。
机と椅子の脚のホコリをとる(4人)
机と椅子をひっくり返す人と、
雑巾でホコリを拭う人で2人います。
そして意外と時間がかかる作業なので、
2ペア(つまり4人)いるとなお良いです。
掃除の時間30分で、
40人分の机と椅子なら
2ペアはいないと終わりません!
黒板の掃除(1~2人)
いつもは書いてあることを消して、
溜まったチョークの粉を捨てる…、
くらいで終わっているかもしれません。
時間があるからこそ、
黒板の上などのいつもは
目を向けられないところを掃除してください。
1人いれば十分かと思いますが、
教室の後ろにも黒板がある場合は
2人配置しましょう。
終わった後に黒板周りに
チョークの粉が落ちていることは
あってはならない。
最後は水拭きで仕上げる。
黒板消しクリーナーの掃除(1人)
黒板は授業の重要なツールですが、
使い続けると黒板消しクリーナー自体が
汚れてしまいます。
大掃除の機会には、
黒板消しクリーナーの中を開けて
きれいにすることも忘れずに行いましょう。
中のスポンジを水洗いすることはもちろん、
機械の中身自体にもチョークの粉は
溜まっているので取り除きましょう。
教室にある黒板消しクリーナーは
よっぽど1つなので、1人で十分です。
中身の入れ物はもちろん、
本体をきれいにすることをお忘れなく。
チョークの粉がこびりついていたら
定規で削りましょう。
掃除ロッカーの中身の掃除(1人)
掃除道具をいつも使った後に
しまっておく場所。
ちゃんとほこりをとってから
しまっていたとしても、
中身はけっこう汚れているものです。
特にロッカーの下!
掃除道具から落ちたホコリが
少しずつ溜まっています。
学期末の大掃除なら、
数カ月分のホコリが溜まっているものです。
真面目にやってくれる生徒を1人指名して、
掃除道具とともにピカピカにしてもらいましょう。
整頓された掃除ロッカーは
清潔で使いやすい状態を保つために重要です。
- 掃除道具についている
ホコリをすべてかきとる - ロッカーの中のホコリをとる
(下の台は取り外せた気がする) - ロッカーの中を水拭き
- 壊れている箇所があれば報告する
教室の棚を掃除(1~2人)
教室の棚は教材や参考書、
文房具などが収納されています。
大掃除の機会には棚の中身を
一度取り出して、拭き掃除しましょう。
埃や汚れがたまっていると、
教材の保管状態や探し物の際の
利便性に影響を及ぼす可能性があります。
棚の数や大きさに応じて
適切な人数を配置しましょう。
ゴミ箱の洗浄(1~2人)
袋がついていない場合は
とんでもなく汚れています。
袋を使っていたとしても
匂いはついていることでしょう。
外にある水場にゴミ箱を持って行って、
時間をかけて洗ってもらいましょう。
洗った後はすぐにゴミ箱を使いたいので、
乾いた雑巾で拭いてもらいます!
教室にあるゴミ箱の数によりますが、
3~4つなら2人いれば十分かと思います。
下駄箱の掃除(3~4人)
生徒たちが毎日使用する下駄箱も、
大掃除の対象です。
靴箱内部の掃除や床の拭き掃除を行い、
清潔な状態を保ちましょう。
自分のクラスの靴はすべて取り出して、
砂を出しましょう!
後で誰の靴か
わかるようにしておいてね。
1クラス分の下駄箱掃除となると大変なので、
3~4人は人員を配置しましょう。
まとめ
今回は掃除すべきところと
具体的な人数を紹介しました。
これだけで大体30人くらいは
「1人1役」の仕事を割り当てられるはずです。
しかし教室の大きさ、設備の数、
生徒の人数などが要因でどうしても
前後はしてしまうものです。
まずは1回、だいたいの人数で
掃除をさせてみましょう。
1学期にやってみれば、
「ここは人数が多かった」、
「ここは人が足りなかった」
などと色々と見えてきます。
そうすれば2学期、3学期は
もっと効率よく掃除が行えるはずです!
大掃除のタスクを1つずつ
丁寧にこなしていくことで、
学校全体の美しさと清潔さが保たれます。
適切に人員を配置して、
限られた時間で精一杯
きれいになるように心がけましょう!
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