教師は授業力が一番大事!!授業ガチ勢の元高校教師の授業準備

ぺぬい

こんにちは!ぺぬいです。

教師の一番の仕事は授業をすること。

そうは分かっていても、
若手のうちはどうやって準備をしたらいいか、
手探りの状態なのではないでしょうか?

加えて他の業務もあるので、
授業準備にかける時間を
充分とれない
のが現実…。

そこで今回は、
授業の準備に何よりも
大切にしていた
私が行っていた
授業準備のステップについてお話します。

今回の内容を読むことで、
あなたが授業準備をする際に

「何から始めればいいんだろう…」

ということがなくなります。

限られた時間を有効活用して、
最短最速で授業の準備を
することができるようになります。

もちろん授業の質は落とさず、
むしろどんどん上達するでしょう。

1週間後の授業の準備も
終わっている状態なので、

多少のトラブルが起きても
動じることはありませんね。

逆に知らないままだと、
1週間後の準備なんて夢のまた夢。

明日の授業のことを考えるだけで精一杯…。

毎日が自転車操業なので、
ちょっとイレギュラーなことが
起きるともう大変。

夜中まで準備をしないといけなかったり、
当日いつもより1時間早く出勤
しないといけなくなります。

そして、精神的に余裕がない状態が
ずっと続くので、いずれボロが出てしまう…。

「今日の授業の準備をするの、忘れてた…。」

「自信がない単元だからちゃんとやらないと
 いけなかったのに…。」

授業開始のチャイムが
鳴ったのに、何も準備していない。

とりあえず話は進めるけれど、
その場の思いつきでしか話せないから、
もちろん生徒は理解できず。

そんなことが続けば、
いずれ裏で生徒から
このように言われるでしょう。

「先生の授業、つまんないしわかりにくい」

「◯◯先生の方がよかったなあ、ハズレだわ」

「授業を聞いても無駄だから、
 他の教科の勉強をしよっと」

生徒がどんどん離れていく…。

そんなことにならないように
今回の内容をしっかりと読んでくださいね!

それではいきましょう!

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目次

教科書をじっくり読む

教科書を読むことは、生徒の立場で
授業を考えること
であり、とても大切です。

私の専門科目が数学だったので、
高校数学を例に話をさせてください。

例えば数学の教科書は、
はじめに扱う公式や内容を確認し、
例題、練習問題と続きます。

例題でどのような考えで解いたかを
表現する場面があり、その解き方を生かして
練習問題を解くようになっています。

小学校の教科書ではあちらこちらに
吹き出しによるつぶやきや
助言が書かれていますが、

高校の教科書には
必要最低限のことしか書いてありません。

ですので教科書の内容に沿いながら、
生徒がつまずきであろうポイントを
押さえる必要があります。

教科書には生徒が疑問をもち、
それらをどのように解決すればよいか、
何を学ぶのか、学習の筋道となるヒントが
たくさん散りばめられています。

つまり教科書には、生徒の思考の流れを予想し、
主体的に学べるような工夫がされているのです。

ぺぬい

教科書に沿って
授業を進めることが
失敗しないポイントなんですね。

教科書の学習内容から逸脱して、
自分のやりやすいように授業を
進めることはおすすめしません。

たとえ自作のプリントを作るにしても、
教科書と同じ順番で、
同じ問題を扱うようにしましょう。

もし教科書とは違う切り口で
授業を進めたいのなら、一度同僚の先生に
相談することが必要不可欠です!

もしも教科書だけで理解できない内容は、
指導書をあわせて読むようにしましょう。

授業ノートをつくる

これが一番大事。

授業ノートなくして
授業をすることは
私にはできません。

教科書を読んで分かった
気になって授業に臨むと、話しながら、

「あれ、ここの話す順番って
 適切だったのか?」

「この問題の答えって
 これで合ってるんだっけ…。」

解いてないからすぐにわからない
 なんて言えない…」

「生徒に聞きたかったこと、
 全部自分で話しちゃった…。」

一方的な授業になってしまった…。」

すべて授業準備の不足から
起こってしまう問題です。

目先の授業のためだけでなく、
未来の自分のために
授業ノー卜をつくりましょう。

授業ノートは、やはり紙がおすすめです。

私も初任の頃から授業で板書することは
ノートにまとめ、どこをポイントとして
伝えるかを詳細に決めています。

授業ノート
実際のノート(一部)

生徒が書く内容、それにかかる時間を
考えながら、1時間の授業の流れ、
活動の時間配分を決めていきます。

さらに授業ノートは授業計画を
立てるときだけでなく、
授業後の振り返りにも使います。

授業をしてみてうまくいかなかったこと、
生徒の発言で気になったこと、
次の時間に生かすことなどをメモしておくと、

自分の学びになり、
授業力を向上させることや、

次回以降の授業での
学びを深めることができます。

YouTubeで勉強

勉強

教科書に書いてあることと、
自分の経験だけだと、
どうしても考えが偏ってしまうからです。

YouTubeを開くと数々の
教育系YouTuberの方が、
学生向けに勉強の発信をしています。

僕は授業で扱う単元を説明している
動画を2種類以上は観て、
自分の認識が正しいかの確認をします。

生徒と目的は違うかもしれませんが、
私も「教え方を学ぶため」
動画を観ているのです。

特に

  • 強調している発言
  • 上手いたとえ話
  • 生徒に知ってほしい計算テクニック

などは積極的に取り入れていました。

教え方が上手いと思った人と
同じように授業をして、そこから
自分に合うスタイルに修正していくことで、
最短最速で授業力を上げることが
可能になりますよ。

まとめ~授業者の「心得」~

楽をして授業力を
上げることはできませんが、
やり方を工夫したり、
実践と修正を積み重ねたりすることで、

早く、確実に授業力を
向上させることができます。

その中でも特に
授業ノートをつくることは、
授業力向上へ直結します。

事前に考えた想定どおりに
いかないこともあるでしょう。

しかし、
授業後に反省をノートに書き残すことで
自分のそのときの考えや
生徒の思考の流れとのズレ、
よりよい発問など、

多くの気づきを
得ることができます。

常に過去の自分を振り返りながら
未来の自分を生み出し続けるのです。

また同じ学年の授業を担当したとき、
過去の自分と向き合い、
より進化した自分に出会えるでしょう。

頑張ってくださいね!

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