![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2024/05/アイコン1.png)
こんにちは!ぺぬいです。
教師の一番の仕事は授業をすること。
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2024/01/27823155_m-800x533.jpg)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2024/01/27823155_m-800x533.jpg)
そうは分かっていても、
若手のうちはどうやって準備をしたらいいか、
手探りの状態なのではないでしょうか?
加えて他の業務もあるので、
授業準備にかける時間を
充分とれないのが現実…。
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/04/PNGイメージ-11-1024x683.png)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/04/PNGイメージ-11-1024x683.png)
そこで今回は、
授業の準備に何よりも
大切にしていた私が行っていた
授業準備のステップについてお話します。
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/07/看護専門学校-2-800x534.png)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/07/看護専門学校-2-800x534.png)
今回の内容を読むことで、
あなたが授業準備をする際に
「何から始めればいいんだろう…」
ということがなくなります。
限られた時間を有効活用して、
最短最速で授業の準備を
することができるようになります。
もちろん授業の質は落とさず、
むしろどんどん上達するでしょう。
1週間後の授業の準備も
終わっている状態なので、
多少のトラブルが起きても
動じることはありませんね。
逆に知らないままだと、
1週間後の準備なんて夢のまた夢。
明日の授業のことを考えるだけで精一杯…。
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/12/1280876_m-800x600.jpg)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/12/1280876_m-800x600.jpg)
毎日が自転車操業なので、
ちょっとイレギュラーなことが
起きるともう大変。
夜中まで準備をしないといけなかったり、
当日いつもより1時間早く出勤
しないといけなくなります。
そして、精神的に余裕がない状態が
ずっと続くので、いずれボロが出てしまう…。
「今日の授業の準備をするの、忘れてた…。」
「自信がない単元だからちゃんとやらないと
いけなかったのに…。」
授業開始のチャイムが
鳴ったのに、何も準備していない。
とりあえず話は進めるけれど、
その場の思いつきでしか話せないから、
もちろん生徒は理解できず。
そんなことが続けば、
いずれ裏で生徒から
このように言われるでしょう。
「先生の授業、つまんないしわかりにくい」
「◯◯先生の方がよかったなあ、ハズレだわ」
「授業を聞いても無駄だから、
他の教科の勉強をしよっと」
生徒がどんどん離れていく…。
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2024/01/27636881_m-800x533.jpg)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2024/01/27636881_m-800x533.jpg)
そんなことにならないように
今回の内容をしっかりと読んでくださいね!
それではいきましょう!
教科書をじっくり読む
教科書を読むことは、生徒の立場で
授業を考えることであり、とても大切です。
私の専門科目が数学だったので、
高校数学を例に話をさせてください。
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/07/看護専門学校-3-800x534.png)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/07/看護専門学校-3-800x534.png)
例えば数学の教科書は、
はじめに扱う公式や内容を確認し、
例題、練習問題と続きます。
例題でどのような考えで解いたかを
表現する場面があり、その解き方を生かして
練習問題を解くようになっています。
小学校の教科書ではあちらこちらに
吹き出しによるつぶやきや
助言が書かれていますが、
高校の教科書には
必要最低限のことしか書いてありません。
ですので教科書の内容に沿いながら、
生徒がつまずきであろうポイントを
押さえる必要があります。
教科書には生徒が疑問をもち、
それらをどのように解決すればよいか、
何を学ぶのか、学習の筋道となるヒントが
たくさん散りばめられています。
つまり教科書には、生徒の思考の流れを予想し、
主体的に学べるような工夫がされているのです。
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2024/05/7-1.png)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2024/05/7-1.png)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2024/05/7-1.png)
教科書に沿って
授業を進めることが
失敗しないポイントなんですね。
教科書の学習内容から逸脱して、
自分のやりやすいように授業を
進めることはおすすめしません。
たとえ自作のプリントを作るにしても、
教科書と同じ順番で、
同じ問題を扱うようにしましょう。
もし教科書とは違う切り口で
授業を進めたいのなら、一度同僚の先生に
相談することが必要不可欠です!
もしも教科書だけで理解できない内容は、
指導書をあわせて読むようにしましょう。
授業ノートをつくる
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/12/28423659_m.jpg)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/12/28423659_m.jpg)
これが一番大事。
授業ノートなくして
授業をすることは
私にはできません。
教科書を読んで分かった
気になって授業に臨むと、話しながら、
「あれ、ここの話す順番って
適切だったのか?」
「この問題の答えって
これで合ってるんだっけ…。」
「解いてないからすぐにわからない
なんて言えない…」
「生徒に聞きたかったこと、
全部自分で話しちゃった…。」
「一方的な授業になってしまった…。」
すべて授業準備の不足から
起こってしまう問題です。
目先の授業のためだけでなく、
未来の自分のために
授業ノー卜をつくりましょう。
授業ノートは、やはり紙がおすすめです。
私も初任の頃から授業で板書することは
ノートにまとめ、どこをポイントとして
伝えるかを詳細に決めています。
![授業ノート](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC03687_copy_3830x2553-1024x683.jpg)
![授業ノート](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/04/DSC03687_copy_3830x2553-1024x683.jpg)
生徒が書く内容、それにかかる時間を
考えながら、1時間の授業の流れ、
活動の時間配分を決めていきます。
さらに授業ノートは授業計画を
立てるときだけでなく、
授業後の振り返りにも使います。
授業をしてみてうまくいかなかったこと、
生徒の発言で気になったこと、
次の時間に生かすことなどをメモしておくと、
自分の学びになり、
授業力を向上させることや、
次回以降の授業での
学びを深めることができます。
YouTubeで勉強
![勉強](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/02/5a806c83-fb53-4992-bd99-4db391e61c48-1024x684.png)
![勉強](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/02/5a806c83-fb53-4992-bd99-4db391e61c48-1024x684.png)
教科書に書いてあることと、
自分の経験だけだと、
どうしても考えが偏ってしまうからです。
YouTubeを開くと数々の
教育系YouTuberの方が、
学生向けに勉強の発信をしています。
僕は授業で扱う単元を説明している
動画を2種類以上は観て、
自分の認識が正しいかの確認をします。
生徒と目的は違うかもしれませんが、
私も「教え方を学ぶため」に
動画を観ているのです。
特に
- 強調している発言
- 上手いたとえ話
- 生徒に知ってほしい計算テクニック
などは積極的に取り入れていました。
教え方が上手いと思った人と
同じように授業をして、そこから
自分に合うスタイルに修正していくことで、
最短最速で授業力を上げることが
可能になりますよ。
まとめ~授業者の「心得」~
楽をして授業力を
上げることはできませんが、
やり方を工夫したり、
実践と修正を積み重ねたりすることで、
早く、確実に授業力を
向上させることができます。
その中でも特に
授業ノートをつくることは、
授業力向上へ直結します。
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/12/28423659_m.jpg)
![](https://valueset3.com/wp-content/uploads/2023/12/28423659_m.jpg)
事前に考えた想定どおりに
いかないこともあるでしょう。
しかし、
授業後に反省をノートに書き残すことで
自分のそのときの考えや
生徒の思考の流れとのズレ、
よりよい発問など、
多くの気づきを
得ることができます。
常に過去の自分を振り返りながら
未来の自分を生み出し続けるのです。
また同じ学年の授業を担当したとき、
過去の自分と向き合い、
より進化した自分に出会えるでしょう。
頑張ってくださいね!