内定をもらったのに無給状態??私の転職活動失敗談を公開します

転職活動失敗談
ぺぬい

こんにちは!ぺぬいです。

今回は私が教員を辞めようと
決意してから、今の仕事に就くまで、

時期で言うと2022年1月から
2023年8月までの約1年半の
ことをお話します。

ポイント

いろんな記事や動画で
「教師からの転職は難しい」
ということをよく聞きますよね。

それを見て、
教師からの転職をしようと思った人も
行動するのをためらってしまう…。

私だって最初はその一人でした。

「いつぐらいから準備をすればいいの?」

「元教師を雇ってくれる会社なんてあるの?」

「そもそも転職活動ってどうやってやるの?」

考えると不安を増幅させることばかり
出てきてしまいます。

私は今でこそ教師からの
転職に成功をしていますが、
スムーズに転職活動ができたのか
と言うとまったくそうではありません。

むしろ、転職したことに後悔はないけど、
二度と転職活動はしたくない…。

と思ったほどです。

辛い

一体何があったのか…?

この記事を読むことで私の
転職活動における失敗談を知って、
少しでも教師からの転職するときの
イメージをつけていただければと思います。

それではいきましょう!

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目次

2022年1月 転職を決意

時期としてはちょうどコロナ真っ只中。

私は「このまま教師を続けるか、辞めるのか」
を誰にも相談せずにずっと一人で
悩んでいる時期でした。

悩む

期間で言うと、コロナが流行りだした
2020年4月からなので、1年半以上ですね。

うだうだと悩んでいるうちに、
毎日の仕事のことを考えるのに
手一杯になってしまい、
真剣に考えるのを後回しにしていました。

しかしちょうどこの頃
高項2年生の担任をしていた私は
学年の他の先生と共に

「修学旅行に行くか行かないか?」
の議論で振り回されていました。

教育委員会の方針に振り回された私は
そこでうんざりしてしまい、
ついに教師を辞める決心をしました。

もともと踏ん切りがつかなかったところに
最後の後押しをしてくれたという感じです。

しかし、ちょうど2年生の担任だったので
ここですぐに辞めることはしません。

「今見ている学年を卒業までは見届けたい」
という気持ちは譲れなかったので、
あと1年、働くことにしました。

ぺぬい

そもそも、
1月に辞めるって
言ってその年度に辞めることは
できないですしね…。

それでも、どんな仕事に就きたいかは
ある程度決まっていました。

それは、エンジニアです。

エンジニア

YouTubeで

  • これからどんどんと必要とされる仕事
  • 実力に応じて年収も上がっていく仕事

ということを知り、
漠然と仕事に対するあこがれを
持っていました。

また、もともと教員の仕事でも
エクセルのVBAを使ってできる限りの
業務効率化をしていたこともあったので

「エンジニアになって自分の市場価値を高めたい!」
と思っていました。

ネクストステージ

しかし、
何系のエンジニアになりたいかまでは
決まっていませんでした。

完全に未経験でしたが、
実力が評価される業界に行きたかったので、
「転職するならエンジニアしかない」と思い
色々と情報を集めました。

2022年4月 スクールで勉強

年度が変わり、
無事に3年生の担任になることができました。

同じ学校で4年勤務していたので、
転勤させられないか内申不安でした。

今年度で辞める決意はしていても
教師の仕事には手を抜くことなく
全力で取り組みました。

教師

一方、人知れず転職活動の
準備も進めていました。

色々と調べてみると、やはり完全に
未経験からの転職は難しいとのことなので、
意を決して転職サポート付きの
プログラミングスクールに入った
のです。

受験生である高校3年生の担任をしながら、
家に帰ったらパソコンを開いて
与えられた課題をこなす日々…。

高3の担任をすることも初めてなので、
授業準備や進路指導などで
残業、持ち帰り仕事もたくさんしました。

徹夜

課題がわからず進捗が
滞ることもありましたが、
なんとか食らいつきました。

そして、仕事を辞めようとしていることは
同僚はもちろん、親にも伝えていませんでした。

1人で淡々と、次のステージに
向けての準備
を行っていたのです。

行動

2022年10月 履歴書の記入

5ヶ月間におよぶプログラムが終了し、
晴れてスクールの修了証を
もらうことができました。

ここから普通の人は転職活動に
移るらしいのですが、私は
3月末までは今の仕事を続けるので
すぐには動き出すことはしません。

先に履歴書と職務経歴書だけは書くように
キャリアサポーターの方に言われました。

履歴書

履歴書と職務経歴書は学生時代は
就職活動をしていなかったので、
これらはこの歳になって初めて書くことに。

ここで私は痛感しました。

教師には職務経歴書に
書けるような実績がない!

悲しい女の子
  • 1ヶ月で〇万円の利益を出しました
  • 社内で売上トップの成績を出しました

目に見えてわかる評価がないのは
教師が自己肯定感を保ちにくい原因だし、
転職しづらい原因でもあるとここで感じました。

5年間も働いたのに、
一歩学校の外に出たら何も誇れる実績がない
というもやもや感…。

もやもや

それでもなんとか書き切り、
いつでも転職活動を始められる
準備はしていたのです。

2023年1月 転職活動の開始

退職まであと2ヶ月となって、
いよいよ転職活動を始めることにしました。

プログラミングスクールの
転職サポーターが斡旋してくれる転職先と、
自分で転職サイトに応募することを
同時並行で行いました。

転職サイトはネットやCMで
よく聞く大手のところです。

2023年2月 採用面接

2月の中旬から生徒も自由登校になり
授業がなくなったので、
部活がない限りは非常に年休を
とりやすくなりました。

有り余る年休をとりまくり、
その時間で採用面接を行っていました。

下の写真が私の2023年2月のカレンダーです。

オレンジが年休をとった日で、
緑色が全部面接になっています。

カレンダー

私がどんな会社にどのくらいの数応募して、
どんなことを聞かれたかなどの詳細は、
需要があればまた別の記事で書こうと思います。

2023年3月 内定獲得、そして教員を退職。

2月から始めた転職活動の面接も、
3月になると結果がどんどん出始めます。

最終的には3社の内定を
勝ち取ることができました。

収益が出る

応募する前から応募サイトやホームページを見て
「ここに入りたい!」と思うところは、
なんと卒業式の日に内定が決まったのです。

午前中に式が終わり、生徒との別れを
惜しんで職員室に戻った後、

スマホを見たら採用通知が
メールで届いていたことを
今でも覚えています。

もう1社検討をしていた
会社があったのですが、
悩みに悩んで辞退することにしました。

選んだ会社の勤務地は東京です。

東京

近いうちに引っ越しをしないといけない。

そして、当たり前ですが
年収は教員のときよりも下がってしまう。

それでもよかったんです。

「実力をつけて、いつか教員を
 続けていたとしたときよりも稼いでみせる」

という野心を持っていたからです。

そして、3月中旬の職員会議で
今年度で退職することを全体に伝えました。

自分が退職をすることは
管理職と本当に仲の良い同期にしか
事前に伝えていませんでした。

あとは職員会議の1週間ほど前に
お世話になった学年主任にも
伝えていた、それくらいです。

もちろん生徒にも
誰一人として伝えていません。

生徒や他の人は、最終的に月末の新聞で
知ることになるんですね…。

自分で言うのもなんですが、
まさか自分が教師を辞めるなんて
誰も思っていなかった
と思います。

それくらい教師の仕事が好きだったし、
生き生きと仕事ができていたからです。
(この辺の話はまた別の記事で…)

それから退職までの半年間は
いろんな先生に質問攻めに遭いました笑

2023年4月 新生活!と思いきや…

ついに5年間勤めた教師を退職をし、
新しい職場へ…。

というわけではなく、
実はすぐには働き出しません。

私が選んだ会社は実際に
入職する前に研修をこなし、
それをクリアしないといけないのです。

研修をクリアするまでは給料は出ません。

道の途中

もちろんそれは面接の際に
説明をされていて、私自身が
それを承知した上で選んでいます。

つまり、4月からは給料がない状態
になったということです。

ちなみに4月に
教員5年間分の退職金が振り込まれたので、
まあそれが給料みたいなものです。

ほそぼそと勉強しつつ、
一気にできた時間を使って

  • 旅行に行きまくる
  • 大学生になった教え子とご飯に行く
  • 新しく住む家探し

などを行っていました。

2023年6月 東京へ引っ越し

まだまだ勉強期間は続いていますが、
一念発起して東京に引っ越してきました。

今思えば、給料がない状態で
単身東京に来るなんて、
なかなかぶっ飛んだことをしたなあ。
と自分自身で驚いております。

目に映る景色がすべて新鮮で、
環境の変化を楽しんでいました。

東京

2023年8月 内定辞退、そして…

いよいよ安定した給料がないことに
対する不安が拭えなくなり、
次第に焦るようになりました。

研修課題は一定ラインまで
クリアしたのでいつでも
働ける状態になっていたのですが、

会社の都合だとかなんとかで
すぐに働くことができず。

最終的にはなんと
「働けるようになるのは
 12月頃になるかもしれない」
と言われました。

さすがにそれは…
話が違うのでは?

内定はもらっていても
給料はない状態。

5月までは全然問題なかったけど、
6月頃から段々と気持ちに焦りが出てくる。

それがまだ12月まで続くなんて…。

もう、限界でした。

私は、いただいた内定を
辞退することに決めました。

真っ暗

5ヶ月目にして内定辞退…。

こんなんじゃ
教員時代にお世話になった人に
顔向けできない…。

このときほど気持ちが
沈んだことはありません。

もっと外の世界のことを知っていれば
ちゃんとした仕事を
選ぶことができたはずなのに…。

しかし落ち込んでいる暇はなく、
そこから新しい仕事を探し始めました。

半年前に書いた履歴書を
もう一度使うことになるとは…。

「エンジニアがダメだったから、
 今度はどんな仕事をしよう…。」

そうなったときに
教員経験しかない私には、
やっぱり教育業界しかないと思いました。

今度は塾や教育関連の会社に応募。

新しく見つけた教育系のベンチャー企業で
働きたいと思い、応募をしました。

履歴書を出し、
そこから採用されるのは早かったです。

わずか1週間で応募から
内定までが決まりました。

そこから晴れてお盆明けから
働くことができたのです。

結論 教師からの転職は簡単じゃない

以上が私の転職を決意してから
今の仕事に就くまでの概要です。

一度内定を承諾した会社を蹴って
別の会社に乗り換えるなんて、
普通じゃ考えられないですよね?

内定を辞退した無職がすぐに
新しい仕事を見つけることができたのは、
今思えば運が良かったとしか言えません。

結果的に今の仕事で自分の強み、
大切にしていきたい自分軸を
見つけることができたので、
結果オーライと言えるでしょう。

現在は働いている会社が
どんどん大きくなるのを、
内側から見ることができています。

自分が今まで外の世界を
全然知らなかったことを痛感すると同時に、
毎日が成長の連続です。

成長

やっぱり仕事をするのは楽しい!

今までに知らなかったことを知れるので、
転職を決意できて良かったと思います。

しかし、働きたいのに働けなかった
あの頃にはもう戻りたくありません。

教師を辞めたことに後悔はないけれど、
働けなかった時期は二度と経験したくないです。

この記事を読んでいるあなたに
1つアドバイスをすると、

教員に限らず未経験の仕事に転職する際は、
ちゃんとお金をもらいながら

勉強できるところが絶対にいいです。

PC

もしくは、実家に戻るか、
別の収入口がある状態で
新しいことに挑戦するか。

でないと、精神的にもたなくなります。

毎月安定した給料がもらえるのは
当たり前のことに見えて

とてもありがたいことだった

ということを身を持って知りました。

世の中お金がすべてではないですが、
お金がないと何もできません。

常に不安が先行してしまうことを、
私は身を持って知りました。

自分にどんな仕事が
向いているのかわからないと、

結局、私立の学校や塾講師などの
似たような職種の仕事しか
できないと思ってしまいます。

本当はそんなことはないのに。

だからこそ、新しいチャレンジをする際は
しっかりと自分の強みを理解して、

  • 自分は本当はどんなことがしたいのか?
  • 自分の強みは何なのか?
  • 教師を辞めるべきなのか、続けるべきか?

を知る必要があるのです。

しかし、これは自分1人で
見つけるのには限界があります。

大手の転職エージェントを利用する手も
ありますが、本当に自分に合う仕事を
見つけてくれるとはあまり感じません。

少なくとも私はそう感じました。

転職エージェントは候補者が企業に
採用されることで手数料を受け取る
ビジネスモデルをとっているため、

企業のニーズに合わせた推薦を
優先することがあるからです。

つまり、会社側の都合がどうしても
入ってしまう
のです。

ではどうすればいいかというと、
転職をするあなた自身が
「本当は何を求めているのか?」
という『自分軸』を見つける必要があります。

自分軸を持っていれば、勤務地や年収などの
表面的な情報に左右されることなく
自分が本当にやりたい仕事を見つけることができます。

もしかしたら、そもそも転職をしなくても
あなたの求めていることは
成し遂げられるかもしれません。

だからこそ、転職をしようか迷う前に
自分自身と向き合う時間が必要なのです。

私はこの時間をとらないまま転職活動を
始めてしまったがゆえに、
一度大きな失敗をしてしまいました。

だからこそ、あなたには
私と同じ失敗をしてほしくありません。

他者とのやりとりを通して、
自分でさえ知らない『内なる自分』
見つけてください。

発見

自分1人では深まらないことも、
他者との対話を通して
新たな気づきが得られることがほとんどです。

でも、「身近にこんなことを
相談できる人なんていないよ…」

そういう人は、ぜひとも私を頼ってください。

2回の転職活動の経験と、
あなたの強みを見つけるワークを使って
あなたの本当にやりたい仕事を
見つけるお手伝いができます。

リアルでの面識がない人だからこそ
話せることってたくさんあると思うのです。

なおかつ、私自身も過去に
同じ経験をしたからこそ、
伝えられることも多くあるはずです。

  • 教師からの転職は不安…。
  • 巷の転職サポートが本当私に合う
    転職先を見つけてくれるのか不安…。
  • そもそも、本当に転職するべきなの?

という人は、下の公式LINEからご相談ください!

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「どんなサポートをしてくれるの?」
と疑問に思った方は、
こちらの記事を読んでみてください。

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