こんにちは!ぺぬいです。
頑張って仕事しているけど、
実はもう限界かも…。
憧れていた教師になることができて、
好きな仕事に取り組んでいるつもりでも、
知らず知らずのうちに
無理をしてしまうことはあります。
学校がある日は7時前に登校し、
休憩無しで12時間以上働き続ける。
初任の4月のときのワクワクと情熱は
もうどこにもない…。
目の前の仕事が片付く様子もなく、
机の上は書類で山積みに…。
それはあなたがキャパオーバーに
なっていることが原因かもしれません。
あなたは自分がキャパオーバーか
どうかをどうやって判断するか知っていますか?
自分のキャパの限界を知ることで
- 漠然とした悩み、苦しみから開放される
- 心が軽くなる
- 適切なタイミングで休む決心がつく
- 自信がつく
- 時間の余裕もできる
「落ち着き」「ゆとり」があるので、
生徒指導案件が起きたり、
他の先生が急に休んでしまうといった
トラブルが起きた時でも、上手く対処できます。
日常生活においては、
今よりもっと周りの人たちに
「優しく」接することができるようになります。
あなたの周りの人も
そのような人を放っておくわけがなく、図らずも
「魅力のある人間」になることができます。
それが「心に余裕のある人」
なのかもしれませんね。
物事をポジティブに考えられる人は、
過去にとらわれず人生を楽しんでいる印象です。
ポジティブシンキングができます。
人生を楽しんでいる証拠ですね。
逆に知らないままでいると、
- 授業力がなくなり、生徒からの信頼を失う
- 憧れていたはずの教師の仕事が
あなたを苦しめる - 「働きたくないけど、働かないと
生きていけない」と一生悩み続ける…
平日は22時過ぎまで働き、
土日出勤は当たり前。
こんなに働いているのに、それでも
目の前の仕事が減っていく感覚はない。
生徒と関わるほど「時間が取られる」
と感じてしまい、教師が生徒を避けるという状態に。
同僚に話しかけられると
仕事を振られるという恐怖から、
誰もいない教室で1人で作業することに。
生徒と関わる度に、同僚と関わる度に
精神がすり減っていく。
気持ちが疲れすぎて限界を迎え、
家族や親しい友人と話すことすら
面倒になってしまいます。
その結果、
自分1人で辛さを抱えることとなり、
孤独の海に沈んでしまうことでしょう。
ついには朝、
布団から起きることさえ
できなくなってしまい、
なんとか這うように
家を出たとしても、
職場が近づくにつれて
涙が勝手に溢れてくる…。
「なんでこんな苦しい思いを
して働いているんだろう…。」
「いっそ、辞めてしまった方が
楽なんじゃ…。」
自分自身で選んだ教師の道を、
あなたは自分で断ってしまうのです。
そんな未来、誰も望んではいません。
特に自分が強いと思っている人は、
深刻なストレスでも「大丈夫」と
見過ごす可能性が高いです。
そこで今回は、「自分は大丈夫」と
思い込んでいる人が見過ごしがちな
仕事の限界のサインとその対処法
について解説します。
それではいきましょう!
キャパオーバーの意味とは
仕事における「キャパオーバー」とは、
「仕事の許容量や処理能力を超えた状態」
を意味します。
たとえば、以下のような状態は、
キャパオーバーを起こしていると
考えられるでしょう。
- 仕事量が多すぎてこなせていない状態
- 仕事が終わらず残業が続いている状態
- 処理能力を超えた仕事を担当して、
精神的に限界を迎えている状態 - 普段はしないミスの増加
- いらだちや周囲への八つ当たりの増加
- 時間や気持ちの余裕の減少
- 仕事に行きたくないと感じる
- 趣味や娯楽への意欲低下
ちなみに、キャパオーバーは、
「キャパシティ(容量・能力)」と
「オーバー(超える)」を
組み合わせた和製外来語であり、
正しい英語表現ではありません。
キャパオーバーのサイン・前兆
キャパオーバーになっているときの
サインや前兆は、仕事中以外にも、
多岐に渡る場面で現れます。
キャパオーバーに陥ると、
様々な悪影響が生じる可能性がありますが、
自分でキャパオーバーに陥っていることに
気がつけないことも多々あります。
キャパオーバーのサインや前兆を
いくつか紹介するので、
自分に当てはまる項目がないか
チェックしてみてください。
普段はしないようなミスをする
キャパオーバーに陥ると、
集中力が欠けたり、
注意力が散漫になったりするため、
普段はしないようなケアレスミスを
してしまうことがあります。
「いつもならこんなミスはしないのに」
というミスをするときは、
キャパオーバーに陥っている可能性があります。
ミスの回数が増える
ミスの回数が増えるのも、
キャパオーバーのサインのひとつです。
普段なら一度のミスをくり返さないように
対策をするかもしれませんが、
キャパオーバーを起こしていると、
焦る気持ちが強くなって、
冷静に考えられなくなってしまいます。
その結果、同じミスを繰り返したり、
ミスの回数が増えたりという
負のループに陥ってしまうことがあるでしょう。
些細なことでイライラする
キャパオーバーになると
気持ちの余裕がなくなりやすいため、
些細なことでイライラしてしまうでしょう。
たとえば、
先輩から注意されたことに反発してしまったり、
同僚や家族の冗談にイライラしてしまったり、
普段は苛立たないことにイライラしたら、
キャパオーバーを起こしている可能性があります。
周囲に八つ当たりしてしまう
周囲に八つ当たりをしてしまったら、
キャパオーバーになっていないか
振り返る必要があるでしょう。
同僚や生徒、家族に嫌味をいったり、
苛立ちの気持ちをぶつけたり、
余裕がなくなって気持ちのコントロールが
できない状態になっていたら、
キャパオーバーが原因に
なっているかもしれません。
残業時間が増える
仕事量が自分の許容範囲を超えていると、
勤務時間内に業務が終わらず、
残業が必要になります。
繁忙期などで一時的に残業が
増えることもありますが、
残業する日が続いたり、普段よりも
残業時間が増えていたりしたら要注意です。
残業時間の増加は、体力的にも精神的にも
負担が大きくなるため、
心身ともにキャパオーバーを
起こしてしまう可能性があります。
笑顔や笑う余裕が減る
普段は笑えることが笑えなくなっていたり、
笑顔の数が減っていたりしたら、
気持ちの余裕がなくなり、
キャパオーバーに陥っているかもしれません。
また、同僚の笑顔が減っていると感じたら、
キャパオーバーになる原因が発生していないか、
確認する必要があるでしょう。
自分では気がつきにくいポイントですが、
第三者の視点で変化がわかりやすいポイントです。
悲しくないのに涙が出てしまう
悲しいときに涙が出るのは正常ですが、
不意に涙がでたり、
泣きたくないのに涙がでたり、
自分で理由のわからない涙が出たら、
要注意のサインです。
涙はストレス物質を排出し、
ストレスを減らす働きがあるため、
自分の意志に関係なく涙が出るときは、
心身の限界が近い可能性があります。
寝つきが悪くなる
考えごとが止まらずに眠れないときや、
疲れているのに眠れないときは、
注意が必要です。
キャパオーバーによって
心身にストレスがかかると、
寝つきが悪くなるなどの
睡眠に支障をきたす可能性があります。
また、睡眠は心身の疲労を
軽減する役割がありますが、
寝ても疲れがとれないときは、
睡眠の質が悪くなっている可能性があります。
自分では気がつけていないストレスや、
キャパオーバーになる原因がないかを
振り返る必要があるでしょう。
頭がうまく回らずにボーっとする
集中力が続かなかったり、
考えようとしてもうまく頭が
回らなかったりするときは、
キャパオーバーになっている
可能性が高いです。
一時的な状態であれば
過度な心配はいりませんが、
集中力の低下や考えが
うまく回らない状態が
慢性化している場合は、
仕事量の見直しや休養が必要です。
友達や親しい人に会うのが億劫に感じる
心身に余裕があるときは、
友達や親しい人と会って過ごす時間が
楽しく感じたり、
ストレス発散になったりするかもしれません。
しかし、キャパオーバーや、
その一歩手前の状態になっていると、
人に会うのが億劫に感じたり、
友人などと過ごす時間にストレスを
感じたりすることがあります。
普段は楽しく感じる友人との時間や、
親しい人からの誘いを億劫に
感じてしまったら、
心身が疲れているサインかもしれません。
仕事に行くのが嫌に感じる
心身が疲れている状態のときは、
仕事に行くのが憂鬱に感じたり、
仕事のことを考えると気持ちが
落ち込んでしまったりするでしょう。
なかでも、憂鬱に感じる原因が、
職場の人間関係や、
仕事の量などにある場合は、
キャパオーバーを起こす
一歩手前の可能性があります。
この状態を休養をとらずに放置すると、
心身の調子を崩したり、
病気になる可能性もあるため、
信頼できる相手に悩みを相談したり、
休養をとったりする必要があるでしょう。
体調不良になる
キャパオーバーを起こしているときは、
体調が悪い状態に気がつかず、
慢性化していることがあります。
たとえば、
胃痛や腹痛、頭痛、微熱が続くなどの
体調不良が常態化しているときは、
自覚している以上に、
心身の疲労が蓄積してるかもしれません。
キャパオーバーになる原因が
ないかを考えて、
改善する必要があるでしょう。
意味の伴わない行動が増える
キャパオーバーになると、
無意識に頭のなかを整理しようとしたり、
ストレスを解消しようと
したりすることがあります。
たとえば、
あてもなくフラフラと近所を歩いたり、
仕事の帰りに目的なく寄り道をしたり、
無意識のうちに風景や景色を眺めたり、
目的や意味を伴わない行動が増えたら、
キャパオーバーを疑いましょう。
その場ではストレスが解消できたとしても、
一時的な解消であり、
根本的な解決にはなりません。
きちんと原因を明らかにして、
対処する必要があります。
キャパオーバーになる原因とは
ここまでキャパオーバーのサインや
前兆をみてきました。
キャパオーバーに陥る原因は
状況や性格などによって異なるため、
適切に対処するためには、
どのようなことが
キャパオーバーの原因になるのかを
知ることが大切です。
キャパオーバーの原因に
なりうる状況を確認していきましょう。
抱えている悩みが多い
仕事やプライベートに関する悩みを
多く抱えていると、
思考の多くを悩み事に費やしてしまうため、
仕事に集中できなくなってしまうことがあります。
仕事量が適切にもかかわらず、
キャパオーバーのサインが
みられる同僚や部下がいたら、
多くの悩みを抱えているかもしれません。
時間に余裕がない状態が続く
時間に余裕がない状態が続くと、
作業に集中できなくなったり、
ミスを連発してしまったりするでしょう。
普段はしないようなミスが続いたり、
思うように思考できない状態が続いたりすると、
気持ちの余裕がなくなり、
キャパオーバーにつながることがあります。
仕事量が多かったり、
多くの悩みを抱えていたりなど、
時間に余裕をもてなくなってしまう
原因はさまざまですが、
時間に余裕がない状態が続くと、
心の健康にも悪影響です。
仕事の優先順位をつけるのが苦手
スムーズに仕事を進めるためには、
業務やタスクに優先順位を
つけることが重要ですが、
優先順位をつけるのが
苦手な人やできない人は、
仕事が滞ってしまったり、
締め切り間際になって焦ったりしやすいです。
このように
気持ちや時間の余裕がないことは
焦りを生むため、
キャパオーバーの原因になりやすいです。
焦った結果、
ミスをしてしまったり、
納期に間に合わなくなってしまったりなど、
成果が得られない可能性もあるため、
優先順位が付けられていない人は、
意識的に優先順位をつけるようにしましょう。
仕事量が自分の処理能力に合っていない
人によって業務やタスクの
処理能力には差があるため、
適切な仕事量も異なります。
自分の処理能力にあわない量の
仕事を引き受けてしまったり、
先輩が後輩の適切な仕事量を
判断できずに割り振っていたりすると、
キャパオーバーにつながる可能性が高いでしょう。
また、仕事量と能力が見合わないと
長時間労働の原因となったり、
仕事のクオリティが下がったりする
懸念もあります。
睡眠不足が続いている
睡眠不足が続くと、
集中力や注意力、判断力が
低下しやすいため、
通常より思考時間が長く必要になったり、
普段はしないようなミスを
してしまったりする危険性があります。
また、睡眠不足の慢性化は、
心身の不調につながる可能性もあります。
寝ても疲れがとれない場合や、
なかなか寝つけない状態が続く場合は、
原因を追及するようにしましょう。
仕事や職場などの環境の変化
仕事や職場などの環境が変わったことが、
キャパオーバーの原因になることもあります。
たとえば、転勤したり、
新年度で学年団が変わると
新しく覚えることが多かったり、
職場の雰囲気に
馴染めずにいたりといったことは、
キャパオーバーの原因になりやすいです。
新しい環境に適応することは、
自分が想像している以上に
ストレスがかかるものです。
転勤や新年度の配置換えなどで
新しい環境に身をおく場合は、
いつも以上に自分の体調に
気をつかうことが大切です。
基本能力が不足している
以下のような基本能力が
不足している状態は、
円滑に仕事を進められずに、
キャパオーバーになる恐れがあります。
- 仕事や業務に関する知識が不足している
- 仕事や業務に関する技術が不足している
- コミュニケーション能力が不足している
また、上記の状態だと円滑に
仕事が進められないだけではなく、
ミスが発生しやすくなったり、
職場の人間関係がうまく
いかなくなったりする可能性もあります。
基本能力をつけることは、
キャパオーバーに陥らないためだけでなく、
仕事を円滑に進めるうえでも重要です。
仕事や業務をおこなうスピードが遅い
仕事や業務を行うスピードは、
スキルや経験、また性格によっても
人それぞれ異なるため、
同じ仕事量でも、こなすのが早い人と
遅い人がいるでしょう。
そのため、スピードが遅い人が、
早い人と同じ仕事量をこなそうとすると、
多くの時間を必要とし、
ときには残業が必要になるかもしれません。
処理スピードをあげようとしたり、
仕事量をこなそうと残業を続けたりすると、
結果として時間や気持ちの余裕がなくなり、
キャパオーバーにつながる可能性が想定されます。
キャパオーバーになりやすい人の特徴
キャパオーバーを起こす原因は様々ですが、
キャパオーバーを起こしやすい人には
共通する特徴があります。
キャパオーバーになりやすい人の特徴を確認し、
自分に当てはまる場合は、
適切な対処法や予防策を身につけましょう。
責任感が強い
責任感の強い人は、
「自分でなんとかしなければ」
という気持ちが強い人が多いため、
仕事や悩みなどを抱え込みやすい傾向があります。
責任感の強さは強みになることもありますが、
過度になると自分やまわりにも
影響を及ぼす可能性があるため、
人に頼ることを覚える必要があるでしょう。
完璧主義
完璧主義の人はすべてを自分の
理想通りに仕上げようとして、
必要以上の時間や労力を
かけてしまう傾向があります。
また、
「ここは○○にしたほうがいい」
「ここを改善すればもっとよくなる」
など、細かい部分にこだわってしまいがちです。
その結果、仕事や業務の時間が
多く必要になり、業務時間が増えて、
残業時間の増加にもつながりかねないでしょう。
頼みごとを断るのが苦手
頼みごとやお願いごとなどの
依頼を断れない人は、
キャパオーバーを起こしやすいでしょう。
下記の項目に当てはまる人は、
周囲の人に対して、
「嫌われたくない」
「仕事ができない人だと思われたくない」
「いい人だと思われたい」
といった思いを持っていることが多く、
自分を犠牲にしてでも、
良い顔をしてしまう傾向にあります。
- 頼まれた仕事をすべて引き受けてしまう
- 余裕がないときでも
頼まれた仕事を引き受けてしまう - 予定があって帰りたいときも
言い出せない - 自分の気持ちよりも相手に
合わせることを優先してしまう
せっかちな性格
せっかちな人は、
自分の計画したとおりに仕事が進まないと、
焦ったり苛立ったり、ストレスを感じやすいです。
また、急ぐあまりに
ミスをすることもあるでしょう。
せっかちな人は、行動力の高さや
対応の早さなど、強みになる面もあるため、
キャパオーバーになる要素への
対処法を身につけて、
コントロールすることが大切です。
周囲の目や評価を過度に気にしてしまう
「まわりからどのように見られているか」
「仕事ができる人だと思われているだろうか」
など、周囲の目や評価を
気にしすぎてしまう性格も、
キャパオーバーになりやすい人に多い特徴です。
周囲に意識が向きすぎてしまうと、
自分のやるべき仕事や業務に
集中できなかったり、
疲労が溜まってしまったり
することもあります。
周囲の目や評価が気になる時は、
自分に自信がないことが
原因になっていることもあります。
原因を突き止めて、
改善するようにしましょう。
悩み事を抱えやすい
仕事やプライベートのことで
悩みを抱えやすい人は、
小さなミスを引きずったり、
気持ちを切り替えるのが
苦手だったりするため、
キャパオーバーを起こしやすいでしょう。
また、悩み事を抱えやすい人は、
自分では解決策を考えているつもりでも、
思考が止まっていて、
悩んでいるだけになっていることもあります。
気持ちの切り替え方や仕事量の
コントロールを覚えるなど、
対処法を身につけることで
改善が見込めるでしょう。
スケジュールやタスクの管理が苦手
以下の状態になりやすい人は、
スケジュールやタスク管理が
苦手な人といえるでしょう。
- 自分が担当している仕事や
業務を把握していない - 仕事や業務をスムーズに進められない
- 仕事量やスケジュールを把握できない
- 締め切りや納期に間に合わないことが多い
- 適切な仕事量以上の仕事を引き受けてしまう
スケジュールの立て方や、
やるべきタスクの管理が苦手な人は、
時間や気持ちの余裕を失くしやすく、
キャパオーバーを起こしやすいです。
管理方法を見直したり、
ツールを活用したりなど、
自分にあった方法を身につけることで、
改善が見込めます。
マルチタスクが苦手
一度にひとつのことだけしか
こなせないタイプの人は、
複数の仕事を任されたときなどに、
キャパオーバーを起こしやすいです。
しかし、学校という環境では
マルチタスクを求められる場面も多いため、
優先順位を決めて
1つ1つこなすなどの対処法を身につけて、
改善していく必要があるでしょう。
体調管理が苦手
睡眠不足になるとわかっていても、
夜更かしをしてしまったり、
バランスの欠けた食事で不摂生を
したりする人がいるかもしれません。
体調管理を怠ってしまうと、
心身の不調をきたしやすく、
キャパオーバーを起こす原因に
なりえるため、改善が必要でしょう。
キャパオーバーへの対処法・予防策
キャパオーバーになる原因は
ひとつではないため、
完全に防ぐことは難しいです。
自身や周囲の先がキャパオーバーに
なってしまった際は、
原因を突き止め、
適切に対処することで、
改善を見込めます。
また、予防策をおさえておくと、
キャパオーバーに陥ることを
防ぐこともできます。
キャパオーバーの対処法・予防策に
ついて確認していきましょう。
信頼できる人に相談する
キャパオーバーになってしまったときや、
なりそうなときは、信頼できる人に
相談するようにしましょう。
「迷惑をかけるのではないか」
と考える人がいるかもしれませんが、
キャパオーバーになって仕事に影響がでると、
同僚や生徒にも影響が及んで、
結果的に大きな迷惑を
かけてしまう可能性もあります。
周囲に頼って、
早めに対処することが大切です。
先輩や同僚に直接相談しづらい場合は、
家族や相談窓口などに
相談することもひとつの方法です。
スケジュールやタスクの整理・管理をする
キャパオーバーの予防や改善には、
自分が抱えているタスクの把握や、
進捗状況の整理といった
タスク管理も重要です。
たとえば、期日や納期などの
スケジュールを可視化して整理したり、
周囲と共有したりすることなどが
方法としてあげられます。
自分のタスク状況について、
あらかじめ周囲に共有しておけば、
適切以上の仕事量を依頼されず、
依頼を断る必要もなくなるかもしれません。
自身や後輩の適切な仕事量を明確にする
適切な仕事量を超えてしまうと、
キャパオーバーになりやすいため、
自分がこなせる仕事量を明らかに
しておくことも大切です。
また、後輩をもつならば、職場全体の
キャパオーバーを防ぐためにも、
後輩の適切な仕事量を
把握しておく必要があるでしょう。
周囲に自身の適切な仕事量を伝える
キャパオーバーを起こさないためには、
自分の適切な仕事量を、
周囲に伝えることも大切です。
適切な仕事量は、そのときの状況や
体調によっても変化することがあるため、
教員同士で現状を共有できる
仕組みづくりも効果的でしょう。
仕事や業務の優先順位を決める
担当している仕事や、
業務に優先順位をつける習慣を
身につけることで、
キャパオーバーの改善や
予防が期待できます。
優先順位の高い仕事や
業務から順にこなすことで、
円滑に進められるようになり、
時間や気持ちの余裕も
つくれるようになるでしょう。
あらかじめ優先度を決めておけば、
マルチタスクが苦手な人でも、
焦らず仕事をこなせるように
なるかもしれません。
こまめに休息をとる
キャパオーバーを予防するためには、
心身の疲労やストレスを溜めずに、
こまめに解消することも大切です。
趣味を充実させたり、
こまめに休息をとったりなど、
自分にあった休息方法を見つけましょう。
また、教材研究や会議の資料作成等で
生徒と関わっている時間以外の
ほとんどの時間をPCに向きあう、
なんてこともあると思います。
仕事中はPCを触り、休憩時間は
スマートフォンを触っているという、
電子機器を常に触っている方も
多いのではないでしょうか。
この過ごし方を続けてしまうと、
目や脳などに疲労が蓄積され、
知らず知らずのうちにストレスが
溜まってしまうという危険性があります。
適度にデジタルデトックスをおこない、
心身のバランスを保てるようにしましょう。
悩み事を可視化する
悩み事を抱えやすい人は、
悩んでいることを紙などに書き出して、
可視化してみることがおすすめです。
頭の中で考えているときは
複雑に感じていても、可視化してみると
シンプルな問題なこともあり、
可視化して客観的にみることで、
解決策がみつかることもあるでしょう。
また、書き出すことで頭の中の整理になり、
気分の切り替えになるかもしれません。
完璧を目指さないよう意識する
完璧主義の人はキャパオーバーに
なりやすい傾向がありますが、
性格を変えることはすぐには難しいです。
しかし、性格を変えられなくても、
「完璧ではなくてもいい」という考えを
意識するだけで、状況の改善が期待できます。
「完璧を求めすぎない」ことを
意識するようにしましょう。
基本能力を高める
キャパオーバーの原因が知識や技術などの
基本能力の不足にある場合は、
不足部分を補うことで改善が見込めます。
習得が必須な知識や技術を明確にして、
優先度が高いものからとりくむなど、
優先順位や進め方をあらかじめ決めておくと、
スムーズに進められるでしょう。
不得意な業務への対処法を見つけておく
スケジュールやタスクの管理、
仕事を進めるスピードなど、
苦手なことは人によって異なりますが、
苦手なことへの対処法をいくら試しても、
解消できないこともあるでしょう。
解消できないときは、不得意な業務などを
周囲に共有してカバーしてもらうなど、
改善策をみつけておくと、
予防や改善につなげることができます。
できないことが続くと、
自然とストレスが溜まってしまいます。
周囲の力を借りつつ、
円滑に業務が進められる方法を
検討することが大切です。
生活習慣を整える
生活習慣の乱れは
キャパオーバーを起こす原因になります。
円滑に業務を進めるためにも、
適切な睡眠や栄養バランスの
整った食事を意識するなど、
生活習慣を整えて体調管理を
することが大切です。
毎日の業務を見直し、効率化する
特にルーティン業務などの定期的に
おこなう必要がある業務や、
多くの工数を要する業務などは、
効率化がはかれないか
いま一度確認してみましょう。
毎週学級通信を作ったり、
すべての授業でプリントを用意するなど…。
本当に必要ですか?
また、必要だと思い込んでいた業務が
不要になっている可能性もあります。
効率化がはかれないか確認するタイミングで、
本当に必要な業務なのかを棚卸することも
生産性向上に役立つでしょう。
それでは今回も、
この記事を読んで学んだことを
私に教えてください!
せっかく学んだことも
アウトプットしないと
すぐに忘れてしまいますからね。
今回の内容が本当に
理解できたかどうかを確認するために
今すぐ公式LINEでメッセージを
送ってくださいね!
メッセージは一言、
「今回学んだことは○○です。」
だけでOKです!
これからも一緒に頑張って
仕事ができる教師を
目指していきましょう!!