こんにちは!ぺぬいです。
教師たるもの、ただ授業をしていればいいわけではありません。
「生徒指導」は教師の仕事から切っても切り離せない業務だと思います。
いじめ、不登校、家出、暴力行為、不正行為など、様々あります。
特に学級担任は他の先生と比べて、学級に所属する生徒と接触する機会が多いです。
教師は生徒が問題を起こしたら指導しなければいけないし、間違った方向に進んだ生徒を正しい道に戻してあげる役目があります。
では、経験の少ない若手教師の皆さんは生徒指導をしなければいけなくなったとき、どのような点に気をつければよいのでしょうか?
今回は若手教師が生徒指導をする上で大切にしなければいけない考え方を9個紹介します。
この記事を読むことで、生徒指導案件が起きたときでも正しく対処することができるので、無駄なエネルギーを奪われずに済みます。
逆に読まないと、突然起きる生徒指導案件に対処することができず、エネルギーを奪われます。
周りの先生からの協力を得られず、問題は大きくなるばかり。
生徒や保護者からの信頼もゼロになり、精神的につらくなって学校に行くことができなくなってしまうかもしれない…。
それくらい生徒指導って繊細なんです。
あなたにはそんな状態になってほしくないので、今回の記事を読んでしっかり対策をしてくださいね!
最後が一番大切です!
それではいきましょう!
1.「問題が起き得ない」環境づくり
まず大前提、生徒指導案件が起きないように事前に芽を摘んでおくことが重要です。
生徒をよく観察することはもちろんですが、特に注目してほしいのは「生徒の服装」と「教室環境」です。
どちらも年間を通して清潔で整った状態が好ましいです。
逆に少しでも乱れた兆候があれば、生徒の気持ちの変化の現れだと思って下さい。
スカート丈や頭髪が乱れていたら注意をする。
教室にゴミが落ちていたら放っておかない。
少しでも妥協して「まあ、いいか」と思ってしまうと、後で取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
生徒指導・生活指導は事前の対策が基本です。
どれだけ対策しても対策し切れるものではないかもしれませんが、見過ごすことだけは絶対にないようにしましょう。
2.生徒との距離感覚を身につける
若い先生は年齢が近いこともあって、どうしても生徒との心理的距離が近くなりやすいです。
近いからこそできる関係もありますが、あなたの指導を聞き入れない状況にもなることを覚えておきましょう。
あなたは生徒たちのお兄さん、お姉さんではありません。
生徒との距離が近くなればなるほど、指導は反比例して聞き入れられなくなると思っておいて下さい。
メリハリが大事ですね。
3.自分の空気感をつくる
特別怖いわけでもないのに、生徒と適切な関係をつくり、なぜか言うことを聞いてしまう先生って、周りにいませんか。
こうした先生たちに共通するのは、「空気感」を大切にしていることです。
盛り上がるときは生徒と一緒に全力で盛り上がり空気をつくり、話を聞くときはしーんと静かにできるメリハリのある空気…。
この力はすぐに身につけることはできませんし、できる先生もすぐに生徒に徹底させることもできません。
時間をかけてじっくりと生徒との関係を構築し、先生にとって指導がしやすい空気を作っていくのです。
そうした先輩の先輩の一挙手一投足を観察し、あなた自身の空気感を作れるようにしていきましょう。
4.トラブルは避けられない
どんなに理想の学級だと思っていても、学級に慣れてきた1、2ヶ月後にはトラブルが生まれます。
このとき自分や生徒を責めるのではなく、『子どもはトラブルを起こすもの』というマインドセットをもっておきましょう。
だからこそ、どんなに小さなトラブルでも後回しにせず即対応できるように、日々の仕事は早め早めにすることが大切なのです。
生徒の表情が暗かったり、休みがちになったり、宿題を出さなくなったり…。
そのような生徒の変化にも適切に対処することで、大事になることを未然に防ぐことができるのです。
5.第一に『事実』確認
注意すると必ずあがる「なんで俺だけ〜」の声。
生徒が一番嫌なのは、自分だけが悪者扱いされること、そして自分の言い分を聞いてもらえないことです。
生徒指導において、まずするべきは事実確認です。
教師の見ていないところで複雑な問題に発展している可能性もあります。
特に複数の生徒が関わる指導の際は、事実確認できるまでどちらが良い悪いの判断は保留するようにしましょう。
生徒同士のトラブルを、客観的な視点で解決することができるのは教師だけです。
6.感情先行はNG
暴力行為や不正行為があったとき「何考えてるんだ!」「そんなこと許されると思ってるのか!」「なんでそんなことするの!信じられない!」といった感情先行は絶対にNGです。
事実を的確に把握し、あくまでも客観的に対応するのです。
関係する生徒からしっかりと事実を聞き出し、状況を整理しましょう。
7.立場ある人に代弁してもらう
学年主任とか教務主任といえど、生徒のことを最もよく知るのは、その生徒の担任であることは紛れもない事実です。
しかし、保護者から見たら「学年主任」や「管理職」はその役職から責任・言葉の重さを感じます。
教師の世界に限らず、「何を言うか」より「誰が言うか」の方が大切です。
同じ発言でもベテランの教師が言ったほうが重みと説得力がありますよね。
担任の先生がまだ若手の場合は、主任や管理職に同席してもらって対応しましょう。
8.一人で抱え込まない
保護者面談、生徒との個別面談、学級通信など、工夫次第で若い担任が一人でも保護者の信頼を得ることができます。
しかし、うまくいかなかったときには一人でなかなか修復することはできないでしょう。
そんなときでも、どうか一人で抱え込まないでください。
たとえ自分の担任する生徒が問題が起こしたとしても、あなた一人の責任ではありません。
周りの先生に逐一相談して、適切な対処法を教えてもらいましょう。
9.毎日記録をとる
保護者との面談をするときに、主任の先生に事前に生徒の様子を伝えるために記録をとっておきましょう。
口頭だと忘れてしまいますし、認識のズレも起きてしまいますが、文字ベースならそんなことは起きません。
この「記録をとる」というのは軽視されがちなんですが、実は今回紹介した中で最も大事な要素になります。
たとえば学校を休みがち生徒がいた場合、
- その生徒が毎日何時に学校に来るのか?
- 遅刻して学校にくるのは何曜日が多いのか?
- 保護者との電話でどんなことを話したのか?
その生徒に関することはすべて、毎日記録をとってください。
どんな些細なことでも、記録したから不利になることは絶対にありません。
逆に記録をしていないと、取り返しのつかないことが起きたときに「担任は何もやっていなかったのか!」と責任を問われてしまうかもしれません。
そうなってしまった場合、あなたの今後の教員人生に傷がついてしまいます。
記録をとることは生徒の様子を他の先生に共有すると同時に、あなた自身を守るためのものなのです。
絶対に甘く見ないでくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
もちろん生徒指導はしないに越したことはありませんが、紹介したようにトラブルはつきものです。
むしろ『1年間なんのトラブルも起きない方が珍しい』くらいの気持ちでいた方が、何か起きたときでも気持ちが落ち込みにくくなると思います。
どんな些細な問題でも、若いうちは一人で解決しようとしてはいけません。
いや、何歳になっても周りの教員との交流はマストです!
今回の内容をしっかり実践して、充実した教員ライフを過ごしましょう!
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